『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学講院義録40:12頁
これで張政が八代を女王国と報告した事実が確定した。
その八代の南、陸行1 カ月の地に、
卑弥呼の死後、邪馬壹国が誕生したことも確定した。
だがこの問題はこれで終わりではない。
梯儁が正始元年に倭国に詣り、
女王卑弥呼に拜仮=面接して魏帝の詔書と贈り物を手渡している。
彼はどこで卑弥呼と会ったのか?
彼は郡使の一人だから伊都国に駐ってそれ以遠には行かない。
だから伊都で会つたのである。
梯儁は、正始元年には伊都が女王国だったと報告し記録したのである。
卑弥呼が都していたのは、伊都であって奈良でないことが明確に書かれている。
仮に卑弥呼の都が邪馬臺国という名だったなら、
それを伊都国と書くことは絶対にないから、
卑弥呼は絶対に邪馬基の女王ではない。
大和説はこれでも成立しない。
『女王の所都』
また邪馬壹国は女王の所都だと書いてある。
その都が何故?不明だと思ったのかがこれで判った。
それは二人の郡使が書いた記録は真実だが、
女王も所都も、あっという間に移動し、変り、改名してしまったのに、
その別々 の記事を一人の筆者が書いた記事だと錯覚した連中が、
筆者の異なる記事を分類することさえできずに、
女王の所都はーか所だと思い込んで都は邪馬臺で大和で奈良だと主張した。
この無知きわまる説が大和説なのだ。
『参考』
小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書:『メソポタミア世界』 http://www.orient-matsudo.com/kobayashi-shumel.htm
オリエントより日本への遷都:『言語復原史学会:加治木義博』 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/blog-category-11.html
シュメル-人類最古の文明:『小林登志子』中公新書 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/category9-20.html http://blogs.yahoo.co.jp/matmkanehara/folder/1602066.html
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「新潮社」五〇〇〇年前の日常―シュメル人たちの物語― http://www.shinchosha.co.jp/books/html/603574.html
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