2009年8月8日土曜日

都は卑弥呼の2都と壹與の邪馬壹との3都

 『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学講院義録40:12頁

 これで張政が八代を女王国と報告した事実が確定した。

 その八代の南、陸行1 カ月の地に、

 卑弥呼の死後、邪馬壹国が誕生したことも確定した。

 だがこの問題はこれで終わりではない。

 梯儁が正始元年に倭国に詣り、

 女王卑弥呼に拜仮=面接して魏帝の詔書と贈り物を手渡している。

 彼はどこで卑弥呼と会ったのか?

 彼は郡使の一人だから伊都国に駐ってそれ以遠には行かない。

 だから伊都で会つたのである。

 梯儁は、正始元年には伊都が女王国だったと報告し記録したのである。

 卑弥呼が都していたのは、伊都であって奈良でないことが明確に書かれている。

 仮に卑弥呼の都が邪馬臺国という名だったなら、

 それを伊都国と書くことは絶対にないから、

 卑弥呼は絶対に邪馬基の女王ではない。

 大和説はこれでも成立しない。

 『女王の所都』

 また邪馬壹国は女王の所都だと書いてある。

 その都が何故?不明だと思ったのかがこれで判った。

 それは二人の郡使が書いた記録は真実だが、

 女王も所都も、あっという間に移動し、変り、改名してしまったのに、

 その別々 の記事を一人の筆者が書いた記事だと錯覚した連中が、

 筆者の異なる記事を分類することさえできずに、

 女王の所都はーか所だと思い込んで都は邪馬臺で大和で奈良だと主張した。

 この無知きわまる説が大和説なのだ。

 『参考』

 小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書:『メソポタミア世界』 http://www.orient-matsudo.com/kobayashi-shumel.htm
 オリエントより日本への遷都:『言語復原史学会:加治木義博』 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/blog-category-11.html
 シュメル-人類最古の文明:『小林登志子』中公新書 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/category9-20.html http://blogs.yahoo.co.jp/matmkanehara/folder/1602066.html
 「古代オリエントの地名一覧」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%AE%E5%9C%B0%E5%90%8D%E4%B8%80%E8%A6%A7#.E3.82.A4.E3.83.A9.E3.83.B3.E9.AB.98.E5.8E.9F
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 「ギリシア神話」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B7%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1
 「オリエント学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E5%AD%A6
 「アッシリア学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%AD%A6
 「中国学」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E5%AD%A6
 「ギルガメシュ叙事詩」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%AB%E3%82%AC%E3%83%A1%E3%82%B7%E3%83%A5%E5%8F%99%E4%BA%8B%E8%A9%A9  http://www.aurora.dti.ne.jp/~eggs/gil.htm
 「フェニキア」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%8B%E3%82%AD%E3%82%A2%E4%BA%BA
 「古代エジプト」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%A8%E3%82%B8%E3%83%97%E3%83%88
 「ヒッタイト」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%83%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%88
 「アナトリア半島」  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%8A%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%8D%8A%E5%B3%B6
 「新潮社」五〇〇〇年前の日常―シュメル人たちの物語―  http://www.shinchosha.co.jp/books/html/603574.html

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