『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学講院義録40:19頁
また倭人や馬韓や辰韓が入っている
「東夷」も烏丸同様、地名や姓になっている。
東井・藤井・藤居・筒井・遠井・稲井などがそれで、
フジイやツツイ、イナイと読み方を変えたものも、
これを見ると、本来は東夷に対する当て字だったことがわかる。
居住地に「スク」 という宿名を残したチュクチ族は筑紫族。
いま北シベリア最大の港湾都市に、そのまま「チクシ」の名を残している。
筑紫は九州最大の古代先進国で、
継体天皇に破れた磐井も祝氏=シュクシ=チクシで赤の他人ではない。
今なお地名、姓とも健在であるが、
天智天皇が阿部比羅夫当時、征伐した記事が『書紀』にあるから、
そのとき北方への大移動があったのである。
そんな事件は別にして。
これらの姓をもつ方々をいま、日本人ではないと思う人はないように、
神名になった人たちの国名も
我が国から移動していった人々のもので血縁に変わりはない。
みな我が国のクシャトリヤ=天皇=軍君であり、
イサナキの尊たちだったのである。
彼等は古くは股商帝国から建国して行き、中国を治めてきたのである。
だからその血縁を証明する一章が、
「倭人章」に特記されているのは見落とせない。
「其俗 挙事行来 有所云為 灼骨而ト 以占吉凶」
倭人は、何かを行う時には獣の骨を焼いて罅(ひび)割れの様子を見て吉凶を占う。
これは「令亀の法のようだ」という記事である。
『参考』
小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書:『メソポタミア世界』 http://www.orient-matsudo.com/kobayashi-shumel.htm
オリエントより日本への遷都:『言語復原史学会:加治木義博』 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/blog-category-11.html
シュメル-人類最古の文明:『小林登志子』中公新書 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/category9-20.html http://blogs.yahoo.co.jp/matmkanehara/folder/1602066.html
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「新潮社」五〇〇〇年前の日常―シュメル人たちの物語― http://www.shinchosha.co.jp/books/html/603574.html
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