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創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―
執筆時期:1999~2000年
牛角と祝祭・その民族系譜:924~926頁
第14章 牛頭と鹿頭
御名方神と御柱(1)御名方神の字義①
延喜式神名帳は「信濃国諏方郡」に載る
「南方刀美神社二座名神大」の訓を
「ミナカタトミ」「ミナトミ」「ナムハウトミ」と三例に訓じ、
その呼称について明確でない様子をみせている。
にもかかわらず「水内郡」には前出の
「建御名方富命彦神」を載せている。
その状況は祭神の複雑さによるものといえる。
「二座」については上社下社を意味すると理解されているが、
シュメル語のミナ min に由来するところであろう。
諏訪大社の現祭神は上社が建御名方神と八坂刀売神、
下社が両神とともに事代主神を配祀している。
水内郡の神社の場合「健」とその尊称を記しているが、
現在の諏訪大社の用いる祭神名や『古事記』には「健」とある。
「タケ」とするか「タテ」とするかは
祭神理解の大事な要点となる。
「建」を「タケ」と読む仕方を伝統とするが、
しかしこれは「タテ」であり、当考察では「タテ」とする。
これまでの論究で「御名方」の字義について
幾分触れてきたが、
ここでその神格の本質を明らかにしてみたい。
建御名方神の名称に込めれた意義は「建物を建てる職匠」、
つまり「棟梁」あるいは「大工の親方」である。
以下の考察でそれを明らかにする。
御名方神名の分析について
「ミーナカタ」とした考察もあるが、
延喜式神名帳が「南方刀美」としていることからすれば
「ミナーカタートミ」としなければならないだろう。
「ミナ」はサンスクリット語の
「建物、住居、祭壇」を意味する māna の音写である。
その動詞形は MI で minoti, minati と変化して用いられ、
「建設する、建立する、量る、固定させる」などの
字義であるが、特に「柱を建てる」字義に留意される。
また「量る」を主旨とする同類語に Mā,mati,mimite があり、
「測定する」「形成する、構成する、製造する、建築する」の
字義である。
第13章の「倭人伝の国々」 で投馬国の長官「ミミ」に
関し紹介した用語である。
この二つの動詞はシュメル語の mar (作る)に由来すると
考えられる。
そして、
この用語はヨーロッパの言語に次の様に反映されている。
《参考》
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
(アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている)
牛頭を象った神社建築の棟飾部
本生図と踊子像のある石柱
Tell Arpachiyah (Iraq)
Tell Arpachiyah (Iraq)
ハラフ期の土器について
ハブール川
ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿
牛頭を象った神社建築の棟飾部
神社のルーツ
鳥居のルーツ
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