2013年5月2日木曜日

ははき木(8)



 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 牛角と祝祭・その民族系譜:7頁

 はじめに:ははき木(8)

 この横河川は筑摩山地鉢伏山が水源だが、

 その南に通称高ボッチ山という奇妙な名の山があり、

 別称が横山である。

 山といえば、長野県と山梨県の県境に聳える八ヶ岳のうちに横岳がある。

 さらに群馬県となるが、軽井沢町碓氷峠の東松井田町に横川がある。

 信越本線の横川駅のあった地区である。

 これらの横川ないし横には相互に関係があるのだろうか。

 このような研究の探求の方法、

 つまり資料分析で「有ったもの」迫るものである。

  資料分析の発想は、

 製造工業などにおける生産経営と生産管理技法のうち
 
 品質管理手法に学んでいる。

 商品となる製造品と歴史資料とは分析対象として

 全く違う性格を持っているが、

 まずはデータ収集が大切であることには変わりがない。

 そして、

 いうところの散布図により同質性によるカテゴリー分類、

 特性要因によりその正当性を検討し、不良品を排除、

 認可範囲(管理用)に入るもののみ以って標準品として出荷するのである。

 真実であったとの推測を提起し、相関図を想定し、

 物語化するというものである。

 《Key Word》

 筑摩山地鉢伏山

 通称高ボッチ山

 八ヶ岳

 軽井沢町碓氷峠

 松井田町


 

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