ブログのタイトル「大学院講義歴史(創世紀)」は、 日本は平成から西暦2019年に元号が令和に御代代わりしました。 また20世紀も20年前に終わりました。 21世紀は日本にとっても私にとっても「黄金の世紀」です。 「黄金の世紀」に向ってそれぞれが邁進しましょう。 第二次世界大戦(日本にとっては大東亜戦争)が終了して75年目を迎えました。 更に2018年は明治維新からは150年になります。 この間の19世紀20世紀の日本の諸外国との政治外交の歴史は 事により未だ不透明な霧に覆われたままであります。 現在、日・中・韓で歴史認識が問題になっていますが それぞれの当時国が真実の歴史は何であるかの認識にたって 真剣に物事を考え、発言しないと言うだけでは問題の解決にはならない。 令和2年4月吉日
2013年5月11日土曜日
祝(ハフリ)(3)
創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―
著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
執筆時期:1999~2000年
牛角と祝祭・その民族系譜:16頁
第一章 祝祭 「祝」(3)
祝は「屠(ほお)る」と、
和名抄では「はふる」と読ませているが、
深い関係にある。
祝の真義は
「神への献供のため動物を犠牲にして殺す祭官」である。
勿論むだに犠牲の屠殺をしたのではない。
犠牲を神々に献供して祈願の呼びかけを行ったのである。
『日本書紀』
皇極天皇元年の記には雨乞いのためであった。
この「ハフリ」は古代世界において
極めて国際的に敷衍(ふえん)された用語であった。
それが日本列島へもその文化と共に入ってきたと考えられる。
《Key Word》
日本書紀
皇極天皇
和名抄
雨乞い
日本列島
敷衍
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