ブログのタイトル「大学院講義歴史(創世紀)」は、 日本は平成から西暦2019年に元号が令和に御代代わりしました。 また20世紀も20年前に終わりました。 21世紀は日本にとっても私にとっても「黄金の世紀」です。 「黄金の世紀」に向ってそれぞれが邁進しましょう。 第二次世界大戦(日本にとっては大東亜戦争)が終了して75年目を迎えました。 更に2018年は明治維新からは150年になります。 この間の19世紀20世紀の日本の諸外国との政治外交の歴史は 事により未だ不透明な霧に覆われたままであります。 現在、日・中・韓で歴史認識が問題になっていますが それぞれの当時国が真実の歴史は何であるかの認識にたって 真剣に物事を考え、発言しないと言うだけでは問題の解決にはならない。 令和2年4月吉日
2013年5月6日月曜日
ははき木(12)
創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―
著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
執筆時期:1999~2000年
牛角と祝祭・その民族系譜:11頁
はじめに:ははき木(12)
「箒木」は今にいう[ほうき]、
現代生活では電気掃除機にその主役を譲ってしまったが、
無用となり、忘れさられているものではない。
箒木は安産の神との伝承もあり、
大事にされているところもある。
栃木県那須郡の塩原町から矢板市、大田原市を箒川が流れ、
小川町の東の端で那珂川に合流している。
塩谷町玉生には伯耆根神社、
矢板市内には箒根神社が現在少なくとも5社が鎮座している。
箒木は、
古事記の天石窟戸の場面に出てくる「天波波迦」とも関係するだろうし、
「ハハ」は「妣」と関係する。
古事記によると須佐之男命が母神とされる伊邪那岐命に向かって
「僕は妣の国根の堅洲国に羅(まから)むと欲(おも)ふ。
故、哭(な)くなり。」といって
涕(な)泣き叫ぶ物語の「妣の国」のことである。
《Key Word》
箒川
那珂川
伯耆根神社
箒根神社
須佐之男命
伊邪那岐命
天石窟戸
妣の国
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