2013年5月18日土曜日

牛祝祭(3)



 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 牛角と祝祭・その民族系譜:23頁

 第一章 「牛祝祭」 (3)

  日本に食肉料理文化が発展しなかったには、

 平安時代に殺牛信仰が禁止されたためで、

 韓半島のおいいぇも同様の殺牛信仰が広がっていたが、

 禁止などということが起こらなかったので肉食文化は発達し、

 現在その芳名を高めているのである。

  さて、牛祝祭の実態はどのようなものであっただろうか。

 専らに描写した記録は残念ながら今のところ見当たらない。

 古典の中から抽出しなければならない。

 手掛かりは阿智である。

 阿智神社の祭神思金神は

 天照大御神の前を政る祭官であることはすでに解明されたが、
 
 阿智神に係わる事項として、

 神楽の一種で作法を重要視する阿知女作法なるものがある。

  神楽は夕暮れ後庭燎が焚かれ、和琴だけによる演奏が鳴り、

  作法が開始され、唱和も始まる。

  本方「アチメ、オ、オオ、オ」

  末方「オケ、アチメ、オ、オオ、オ」

  本方「オ、オケ」

 ここに唱和される「オ、オオ」は呼び掛けの事で、

 本来は神をほめる言葉であるが、

 アチメ、オケとなんだろうか。

 伝承によると天鈿女(天宇受売命)が天石窟(天岩屋戸)の前で

 奏した神楽舞に起源があるという。

 《Key Word》

 肉食文化

 神楽

 天鈿女

 

 

 
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