2013年5月17日金曜日

牛祝祭(2)



 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 牛角と祝祭・その民族系譜:22頁

 第一章 「牛祝祭」 (2)

  漢神はまた「韓神」で『延喜式神名帳』に

 宮内庁坐神三座のうち園神社、韓神社に座とある

 宮中神三十六座のうちに祭られている神である。

 『古事記』では須佐之男命が大山津見神の女神大市比売を娶して

 生まれた子大年神の御子神韓神として出てくる。

 因みに次弟會富理神は上記の国神を関係するよいう。

 この「韓」は韓半島に係わる韓とは

 直接的に関係の無いことをここでは言っておきたい。

 韓神に供儀するこの祭をその頃何と呼んでいたか推測できないが、

 牛祝祭と呼ぶこととする。

 「牛宍饗」の宍(しし)は毛物の肉のことで、

 転じて獣・猪・鹿も「しし」と呼ぶようになった。

 「にく(肉)」は祝祭によって神に捧げられた宍の意であると

 考えている。

 諏訪大社信仰とは「鹿食免(かじきめん)」の幣あるいは

 「鹿食免箸」があった。

 諏訪明神の許し(免)があれば宍を食しても構わないというものであった。
 
 仏教の影響により肉食が禁じられたなかで特別の扱いである。

 《Key Word》

 漢神

 延喜式神名帳

 宮内庁坐神三座

 園神社

 韓神社

 宮中神三十六座

 大年神の御子神韓神

 牛祝祭

 牛宍饗

 諏訪大社信仰

 鹿食免箸
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