ブログのタイトル「大学院講義歴史(創世紀)」は、 日本は平成から西暦2019年に元号が令和に御代代わりしました。 また20世紀も20年前に終わりました。 21世紀は日本にとっても私にとっても「黄金の世紀」です。 「黄金の世紀」に向ってそれぞれが邁進しましょう。 第二次世界大戦(日本にとっては大東亜戦争)が終了して75年目を迎えました。 更に2018年は明治維新からは150年になります。 この間の19世紀20世紀の日本の諸外国との政治外交の歴史は 事により未だ不透明な霧に覆われたままであります。 現在、日・中・韓で歴史認識が問題になっていますが それぞれの当時国が真実の歴史は何であるかの認識にたって 真剣に物事を考え、発言しないと言うだけでは問題の解決にはならない。 令和2年4月吉日
2013年5月17日金曜日
牛祝祭(2)
創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―
著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
執筆時期:1999~2000年
牛角と祝祭・その民族系譜:22頁
第一章 「牛祝祭」 (2)
漢神はまた「韓神」で『延喜式神名帳』に
宮内庁坐神三座のうち園神社、韓神社に座とある
宮中神三十六座のうちに祭られている神である。
『古事記』では須佐之男命が大山津見神の女神大市比売を娶して
生まれた子大年神の御子神韓神として出てくる。
因みに次弟會富理神は上記の国神を関係するよいう。
この「韓」は韓半島に係わる韓とは
直接的に関係の無いことをここでは言っておきたい。
韓神に供儀するこの祭をその頃何と呼んでいたか推測できないが、
牛祝祭と呼ぶこととする。
「牛宍饗」の宍(しし)は毛物の肉のことで、
転じて獣・猪・鹿も「しし」と呼ぶようになった。
「にく(肉)」は祝祭によって神に捧げられた宍の意であると
考えている。
諏訪大社信仰とは「鹿食免(かじきめん)」の幣あるいは
「鹿食免箸」があった。
諏訪明神の許し(免)があれば宍を食しても構わないというものであった。
仏教の影響により肉食が禁じられたなかで特別の扱いである。
《Key Word》
漢神
延喜式神名帳
宮内庁坐神三座
園神社
韓神社
宮中神三十六座
大年神の御子神韓神
牛祝祭
牛宍饗
諏訪大社信仰
鹿食免箸
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