2013年5月7日火曜日

祝祭(ハフリ)(1)



 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 牛角と祝祭・その民族系譜:12頁

 第一章 祝祭 祝祭(ハフリ)(1)

  先に阿智神社に智里昼神が鎮座していることを述べたが、

 この昼神とは八意思兼神が奉祭した神である。

 古事記の天石屋戸の段において、

 須佐之男命の乱暴に怒った天照大御神が

 石屋戸に入り隠れてしまった場面において八百萬神は

 困って思兼神に相談し、

 天照大御神が石屋戸から出て坐(ま)す計略を工夫し、

 諸神が集まって祭宴開き、

 大御神が遂に出て坐された経緯からすると、

 思兼神が祭宴を主宰し大御神に仕え奉る祭司である。

 天照大御神は別に天照大日孁尊(おおひるめのみこと)と称された。

 《Key Word》

 祝祭(ハフリ)

 サンスクリット語

 阿智神社・長野県

 智里昼神

 八意思兼神

 阿智伏谷

 祭司

 風土記逸文

 八百萬神

 天照大御神

 大日孁尊

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