2013年5月14日火曜日

祝(ハフリ)(6)



 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 牛角と祝祭・その民族系譜:19頁

 第一章 祝祭 「祝」(6)

  サンスクリット語はインド・ヨーロッパ語として知られるが、

 ヨーロッパの諸言語へも

  hava 、haviru の同類語は移入されている。

 ドイツ語では

  opfer (神への捧げ物、奉献物、供物、犠牲)、

 動詞形が

  opfern (神に捧げる、犠牲に供する) 、

  preisen (賞美する、賛美する)、
 
  prister (司祭、僧侶、祭司、奉仕者)

  opfer-prister は供物を捧げる司祭である。

 これが英語になると

  offer (提供、提供する)、

 ラテン語では

  offero (提供する) 、

  offerentia (供犠、捧げ物)となる。

 ギリシャ語ではもっと簡略化し、

  ιερωζ (犠牲、供物) 、

  ιερνω (供える、犠牲にする、屠る)、

  ιερενζ(司祭、神官)となる。

 その他ではコーカサスの国グルジアの beri (僧、司祭)を挙げておきたい。

 《Key Word》

 サンスクリット語

 インド・ヨーロッパ語

 ヨーロッパの諸言語

 ドイツ語

 英語

 ラテン語

 ギリシャ語

 グルジア語

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