2015年1月3日土曜日

天照大神と多氏・大三輪氏③


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 《考古学&古代史の諸問題》 
 《参考:年表・資料》

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 『日本創世紀』:倭人の来歴と邪馬台国の時代小嶋秋彦

 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 牛角と祝祭・その民族系譜:827・828・829頁
 第十二章 大国主神と大物主神

 天照大神と多氏・大三輪氏③

 第1章 祝祭で紹介した

 八意(やごころ)思金神や阿知女作法」に係わる。

 そこで説明しなかったが、思金神の「八意」は「八井」と

 同音同義で、これも「ヤジュール」で「意」としたのは

 「思金 shikin 」の本義「知識、意識」を含味したからである。

 長野県下伊那郡神坂村の阿智神社の鎮座する阿知‐伏谷が

 adhvaryu であることを一層確実に理解できるだろう。

 このほか yajur は八尻、八釣など音写されている。

 桜井市山田を八釣川が流れ明日香村に八釣地区がある。

 ここは阿部氏の地である。

 阿部が hava (祝) で祭宮であることを補足説明するものである。

 さらに「八井」が yajur である傍証が長野県にある。

 『古事記』の神八井耳命を租とする氏族の中に

 「小長谷造(オハセノミヤッコ)」の名があるが、

 この名称は長野市篠ノ井の南「長谷」に係わる。

 ここは和名類聚抄の「信濃国更級郡小谷郷」の地で、

 長谷神社、小長往山などがあるから

 「小谷」は「小長谷」であると解されている。

 万葉集に「信濃国防人小長谷部笠麻呂」とあり、

 小長谷郷が長谷、小谷と大日本地名辞書は述べる。

 そこにある「長谷神社」は延喜式神名帳「信濃国更級郡」に

 同名で載るが、祭神を「八聖神」という。

 この祭神について大日本地名辞書は

 「科野国造、小長谷部造の祖神神八井耳命を祭るか」と述べ

 「神祇志料」の

 「延喜式更級郡の宮社にして万葉集信濃国防人小長谷部の名見え、

  小長谷部、科野国造は共に神八井耳命の裔孫(姓氏録)なれば

  数なきにあらず」とある条を紹介している。

 「八聖神」は「ヤーヒ(イ)ジリ」デ「ヤジリ yajur 」である。

 八聖神を神八井耳命とする推論は正しく、

 「弥志理」が「八井」であり、「ヤシリ」であることを証していると考える。

 多神社の神名帳に載る「二座」のうち

 一座が神八井耳命であったことも間違いないだろう。

《参考》

 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
 (アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている) 
 


 牛頭を象った神社建築の棟飾部

 本生図と踊子像のある石柱

 Tell Arpachiyah (Iraq) 
 Tell Arpachiyah (Iraq)     
 ハラフ期の土器について
 ハブール川
 ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿
 牛頭を象った神社建築の棟飾部
 神社のルーツ
 鳥居のルーツ

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