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《考古学&古代史の諸問題》
《参考:年表・資料》
Matのジオログ
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『日本創世紀』:倭人の来歴と邪馬台国の時代小嶋秋彦
創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―
著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
執筆時期:1999~2000年
牛角と祝祭・その民族系譜:837・838・839頁
第十二章 大国主神と大物主神
天照大神と多氏・大三輪氏⑨
「神の家」は、はしご(階段)を昇って上がったところにある。
その概念が日本の神殿と全く同様であることは既に述べたが、
※ARPACHIYAH 1976
高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
(アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている)
メソポタミアの「高床式建物」、ジクラト(聖搭)にも見られ、
北メソポタミアのシンジャール、
その地域の紀元前1万年頃の旧石器時代の埋葬霊所に
牛角を掲げることに始まっている想念である。
※牛頭を象った神社建築の棟飾部
牛角は階段の意義があり、ゲルマン民族名である
German の祖語はシュメル語の galam-am で
「牡牛の角」であるとの見解を述べた。
角は天への門である。
サンスクリット語の 「角」を意味する śṛṅga が神社(シンジャ)と
なっているとの見解も既述のところだが、
この神社こそ「神の家」にして「天の門」である。
スバル人の後裔が用いる za-kari (天の門)は、
古代メソポタミアにその祖先がいたころからあった用語であり、
インド・ヨーロッパ語圏へ移入されている。
ギリシャ語では ςηκοζ(聖域)となったが、
その義を「家畜を囲んでおく柵」としており、
神社の瑞籬の起源を窺わせる。
ラテン語では sacró (神聖にする、祭る)
sacrum,sacellum,sacrārium,sacramentum(至聖所)となり、
ドイツ語で
Sskra (聖所)、sakral (聖式の、礼拝の)、
英語の
sakrament (聖所)である。
それらの原初時代の
シュメル語では
sug-suku(神域)、sukud(掲げる、高くする)、šakar (容器、箱)、
セム語では
zagaru (高くある)、saga (聖所、寺院)、zigfura (聖所、寺)、
この語は zigfura-tu(ジグルラト・聖塔、寺塔)の基語である。
スバル語 za-kaṅ は以上のような波及をみせている。
これが
バローチ語 zahir (明白な、明らかな)となり、
ユダヤ語の ziher (確かな、安全な)、 zikh (十字)、
サンスクリット語の
śukara となって
「輝く、明るい、清い、白い、清浄な」の形容詞と共に名詞として
使われた。
この「聖所」の意味こそ「疎:サカラ」の真義で、
つまり zakaṅ が遠い祖語であり、
「天の門」である。
「疎」はジクルラトの持つ概念と一致するものであったのである。
「天疎」は結局青垣で、三輪山を指すと考えられ、
「天疎向津姫命」は「天門の向うの姫命」で
天門は暁であるから曙の向うから来る(現れる)太陽神である
天照大神ということとなる。
《参考》
Tell Arpachiyah (Iraq)
Tell Arpachiyah (Iraq)
ハラフ期の土器について
ハブール川
ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿
牛頭を象った神社建築の棟飾部
神社のルーツ
鳥居のルーツ
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