2015年1月16日金曜日

天照大神と多氏・大三輪氏⑪


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 《考古学&古代史の諸問題》 
 《参考:年表・資料》

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 『日本創世紀』:倭人の来歴と邪馬台国の時代小嶋秋彦

 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 牛角と祝祭・その民族系譜:840・841・842頁
 
 第十二章 大国主神と大物主神

 天照大神と多氏・大三輪氏⑪

  「ヒラオカ」の意味であるが、

 枚岡郷が讃良郡にあった状況から判断すると、

 これはサンスクリット語の viroka の転訛である。

 その語義は「光輝」ではあるが、

 「夜明けの光」で暁に特定された用語である。

 しかも「穴、空所」をも内容とする。

 まさに「天門」に相当する。

 寝屋川初町はクリシュナの父 vasudeva の vasu の音写で、

 隣りの日之出町名にも係わる「夜明けの輝き」を

 表わすと紹介し、

 ドヴァラカ族が「暁紅」崇拝の日種であると述べた。

 「ヒラオカ viroka」はされに共一し、

 そのような背景をもつ地名である。

 クリシュナ自身も vāsudeva (ヴァスデーヴァの子)と呼ばれ、

 その尊称に「暁」を持っていたのである。

  Viroka を他の例でみると、長野県塩尻市に広丘がある。

 その東に東山があり、そこに片丘があることを

 第11章の「横山:医方明の山」で述べた。

 「片」は keta で「光輝」を表わすが、

 広丘は「夜明けの光」が射すところである。

 その西方には東筑摩郡の朝日村があり、

 「ヒロオカ」を補足する地名である。

 Vi が「ヒ」であるのは漢音写が「毘」で

 『古事記』に「毘売」と表記された単語である。
 
 これが「比売」「姫」であることは周知のところである。

 枚岡名にはこのような「暁紅」の意味があり、

 枚岡神社の「姫神」はこの viroka 神なのである。

 宇佐神宮の姫神はウシャス神で暁神であり、同一となる。

 「本朝世紀」正暦5年条に

 「天帯姫命廟坐河内国枚岡」とあるが、

 「帯:たらし」はサンスクリット語の tarṣa の音写で

 「太陽、筏、海洋」を意味し、「天帯」は「太陽」である。

 その廟が現在何処かははっきりしないが、

 ここに「日」に係わる伝承があることは確かである。

 春日大社にはこの「比売神」が祀られているというのである。

 「カスカ」はサンスクリット語の kasāka (太陽、火)を祖語とし、

 奈良市街の東方に春日山は位置する。

《参考》

 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
 (アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている) 
  

 牛頭を象った神社建築の棟飾部

 本生図と踊子像のある石柱

 Tell Arpachiyah (Iraq) 
 Tell Arpachiyah (Iraq)     
 ハラフ期の土器について
 ハブール川
 ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿
 牛頭を象った神社建築の棟飾部
 神社のルーツ
 鳥居のルーツ

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