『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録01:28頁
この手焙り形土器は銅鐸出土の中心地の一つ、
大阪府枚方市の淀川沿いにある船積遺跡のものである。
そこは大阪市、京都市、奈良市とほぼ等距離にある
一種の中心地にあたる位置を占めている。
邪馬台国は奈良または近畿にあったという大和説や畿内説だと、
共に邪馬台国は銅鐸宗教の中心地だったことになる。
その意味でも、この二枚の写真は印象的な強烈な効果をもっている。
なぜなら『魏書倭人章』には
張政の徹底した倭人観察記録があるのに、
その中には倭人文明を代表する銅鐸も、
それを生産する土器もなく、他の銅器の記事もない。
だからこそ銅鐸は、
大和鋭や能内鋭の誤りを眼にみえるかたちで
人々に教える強力な証拠なのである。
邪馬臺国か邪馬壹国かという主題にとっては、
これ以上に強力で決定的な証拠はない。
ということは、
卑弥呼は大和にいたから「ヤマトと読める邪馬臺が正しい」という説が
完全に崩壊、消滅し、
卑弥呼は大和や畿内には絶対にいなかったという結論が確立する。
大和説や畿内説は、
この2枚の写真だけでも消滅してしまっているのである。
この立証法は高校生にもよく理解できる。
またこの2枚の写真を見比べると、
その土器は
「手を暖めるための手焙り」なんかではないことが一見してわかる。
いっまでも依然として愚かな名で呼び続けている学界の実態が、
どの程度のものかも同時にわかるのである。
『参考』
翻訳と辞書 [無料]
http://www.kotoba.ne.jp/
リンクフリー〔UTF-8 対応版〕
http://www.kotoba.ne.jp/sysinfo.cgi?k=maps&fsz=2
『参考』
小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書:『メソポタミア世界』
http://www.orient-matsudo.com/kobayashi-shumel.htm
オリエントより日本への遷都:『言語復原史学会:加治木義博』
http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/blog-category-11.html
シュメル-人類最古の文明:『小林登志子』中公新書
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「新潮社」五〇〇〇年前の日常―シュメル人たちの物語―
http://www.shinchosha.co.jp/books/html/603574.html
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