『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録01:13頁
「それは彼の役目だったからなんだ。
彼は「塞曹掾史(さくそうえんし)」という仕事をしていた。
「塞」というのは人種の名で、
当時の中国語で「サカ族」、
インド語では「シヤカ族」、
ギリシャ語では「スキュ・タイ(人)」と呼ばれていた人たちを
相手にする外交官の一人だったんだよ」
「へえ!そのころ中国に、そんな外国人がいたの?……」
「卑弥呼のことを書いた『魏書東夷(とうい)』中には
ユーロ(挹婁)という国があって
その住民を詳しく説明しているから、
その風俗習慣でその人々がユーロ(ヨーロッパ)人だとすぐわかるよ。
また当時は西域を
「塞外(サクガイ)」と呼んでいるので国内に塞族が住んでいたことがわかるのさ」
「だから、そんな役目があったのね?」
「その張政が我が国に派遣されたことを、見落としてはいけないんだ。
それは日本列島にもサカ人がいたという証拠だからね」
『参考』
小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書:『メソポタミア世界』
http://www.orient-matsudo.com/kobayashi-shumel.htm
オリエントより日本への遷都:『言語復原史学会:加治木義博』
http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/blog-category-11.html
シュメル-人類最古の文明:『小林登志子』中公新書
http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/category9-20.html
http://blogs.yahoo.co.jp/matmkanehara/folder/1602066.html
「古代オリエントの地名一覧」
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「古代オリエントの用語一覧」
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「メソポタミア神話」
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「バビロニア神話」
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「ギリシア神話」
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「アッシリア学」
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「フェニキア」
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「アナトリア半島」
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「新潮社」五〇〇〇年前の日常―シュメル人たちの物語―
http://www.shinchosha.co.jp/books/html/603574.html
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