2009年12月29日火曜日

当然の結末、鎖国経済大国日本の末路


 『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録02:5頁

 『科挙』は中国の唐代に制定されて清(シン)朝まで続いた文官登用試験の名で、

 パスすると官職につくことができる。

 ところが、試験官がその制度を悪用して賄賂(わいろ)を要求し、

 受験者もまた賄賂で地位を買うのは、

 資産を作り家を栄えさせ、

 家名を高めるための当然の行為で、

 受験という苦行の一部分ぐらいに思っていて、

 採用されて官職を得ると今度はその権力で国民を苦しめて、

 賄賂を搾(しぼ)り取り資産を没収して、

 贅沢を尽くすのが出世だと思っていた。

 これは心ある人なら許せない悪人だとお思いになると思うが、

 日本では現在でも、大学を受験するのは、

 官吏になり、高給社員になるためだというのが常識である。

 その官僚は今も実に多くの「許認可」権を握って「武器」に使っている。

 国民や企業が税以外にその許認可を得るために、

 どれだけ苦労し出費を強いられてきたか、

 男性社会では常識である。

 それが我が国の発明や企業の誕生を遅らせ、

 抹殺して日の目を見ずに、

 産業の発展を大きく阻害し、

 製品価格を吊り上げ、

 今みるような世界一の高物価国にしてしまったのである。

 もうすでに突入している国境のない経済社会時代には、

 在来のようなとんでもなく高価な「国内独占価格」では商品は売れず、

 国内価格による利益でカバーしてきた国外ダンピングも不可能になり、

 経済鎖国時代に生まれた巨大産業の終末期がすでに来ている。

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 『参考』

 小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書:『メソポタミア世界』
 http://www.orient-matsudo.com/kobayashi-shumel.htm

 オリエントより日本への遷都:『言語復原史学会:加治木義博』
 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/blog-category-11.html

 シュメル-人類最古の文明:『小林登志子』中公新書
 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/category9-20.html
 http://blogs.yahoo.co.jp/matmkanehara/folder/1602066.html

 「古代オリエントの地名一覧」
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%AE%E5%9C%B0%E5%90%8D%E4%B8%80%E8%A6%A7#.E3.82.A4.E3.83.A9.E3.83.B3.E9.AB.98.E5.8E.9F

 「古代オリエントの用語一覧」
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%AE%E7%94%A8%E8%AA%9E%E4%B8%80%E8%A6%A7

 「メソポタミア神話」
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%BD%E3%83%9D%E3%82%BF%E3%83%9F%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1

 「バビロニア神話」
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 「ギリシア神話」
  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B7%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1

 「オリエント学」
  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E5%AD%A6

 「アッシリア学」
  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%AD%A6

 「中国学」
  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E5%AD%A6

 「ギルガメシュ叙事詩」
  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%AB%E3%82%AC%E3%83%A1%E3%82%B7%E3%83%A5%E5%8F%99%E4%BA%8B%E8%A9%A9
  http://www.aurora.dti.ne.jp/~eggs/gil.htm

 「フェニキア」
  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%8B%E3%82%AD%E3%82%A2%E4%BA%BA

 「古代エジプト」
  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%A8%E3%82%B8%E3%83%97%E3%83%88

 「ヒッタイト」
  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%83%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%88

 「アナトリア半島」
  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%8A%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%8D%8A%E5%B3%B6

 「新潮社」五〇〇〇年前の日常―シュメル人たちの物語―
  http://www.shinchosha.co.jp/books/html/603574.html 

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