『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録01:24頁
しかし9ページの会話では、そんなことまでは話さない。
これはついでを利用した大学院の講義で、
これも分類するとすれば「正会員の視点でみた原語史」タイプの一節である。
そのかわり、高校生相手の会話のほうは続けて10ページで、
「神」を「カミ」と発音するのもパーリ語に語源があることを説明する。
それは語源を捜査するのに、現代式の視点で、
「単語単位にとらわれていては事実は見出だせない」
ということに気付いてほしいからだ。
日本語の方言を研究すると、
その多くがテレヴィジョンをテレビにしてしまったように、
言葉を短く省略して新語を作り出している。
その代表的なものが南九州語で、
ショウチュウ(焼酎)を「ソツ」まで縮めてしまっている。
このシステムで、器楽(ツリヤ)を演奏して祭り
(儀式=カムマ)を盛りあげる盆踊りのような宗教儀式が、
パーリ語の語順で「カムマ・ツリヤ」と発音されていたものを
訛って「カンマツイ」にし、
さらにカンを神仏のこと、
マツイを祭りのことに分けて新語を作ってしまった。
ここで神仏といったのは、パーリ語は仏教用語であるから、
そこで言われる「神」も仏と対立する意味の神ではなく、
すべて仏教の神、
多門天や弁財天、持国天といった「天」だからである。
しかし「父」の学者は、こういった内容のことを、
「理屈ぬき」で話して聞かせることにしてある。
『参考』
翻訳と辞書 [無料]
http://www.kotoba.ne.jp/
リンクフリー〔UTF-8 対応版〕
http://www.kotoba.ne.jp/sysinfo.cgi?k=maps&fsz=2
『参考』
小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書:『メソポタミア世界』
http://www.orient-matsudo.com/kobayashi-shumel.htm
オリエントより日本への遷都:『言語復原史学会:加治木義博』
http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/blog-category-11.html
シュメル-人類最古の文明:『小林登志子』中公新書
http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/category9-20.html
http://blogs.yahoo.co.jp/matmkanehara/folder/1602066.html
「古代オリエントの地名一覧」
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「古代オリエントの用語一覧」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%AE%E7%94%A8%E8%AA%9E%E4%B8%80%E8%A6%A7
「メソポタミア神話」
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「バビロニア神話」
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「ギリシア神話」
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「オリエント学」
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「アッシリア学」
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「中国学」
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「ギルガメシュ叙事詩」
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「フェニキア」
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「古代エジプト」
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「ヒッタイト」
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「アナトリア半島」
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「新潮社」五〇〇〇年前の日常―シュメル人たちの物語―
http://www.shinchosha.co.jp/books/html/603574.html
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