2009年12月28日月曜日

諸悪の根源は時代遅れの『科挙制度』


 『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録02:4頁

 これは明治政権が、徳川政権の圧制手法を一掃せず、

 かえって輪をかけた悪政手法を採用したことに原因がある。

 もちろん西欧との極端な文化の差、

 ことに科学文明の遅れからくる国防力の貧困は、

 国が滅ぶ可能性のある瀬戸際にあった。

 とにかく先進国の侵略だけは防(ふせ)がなくてはならない。

 これが至上命令で、他のことをかえりみる余裕(よゆう)はなかったのである。

 そこで徳川政権が採用して、とにもかくにも300年、

 政権を維持できた方式である階級制度を継承して、

 天皇を絶対君主とする弾圧国家を作り、

 その支柱として利用したのが孔子(コウシ)の儒教(じゅきょう)だった。

 だからその「3尺さがって師の影を踏まず」というのが、

 教育者に利用され、教師は、どんなに薄ノロでも、

 「先生」という敬称で崇(あが)め奉られることになった。

 また教師がどんなに間違ったことを教えても、

 そのまま記憶して答案を書けば満点で卒業できたのである。

 このシステムは全ての職業にも採用され、

 国家が用意した定義だけが「善」で、
 
 それに反するものが「悪」とされ、

 国家のきめた定義を唯々諾々(いいだくだく)と守る男だけが採用されて官僚になった。

 教師たちももちろん官僚の一員である。

 これは徳川政権の発明ではない。

 孔子の登場で明瞭なように中国の

 『科挙(かきょ)制度』の物真似で、

 これが後に我が国が太平洋戦争に引摺りこまれて、

 せっかくの大日本帝国を亡ぼした諸悪の根源になったのである。

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 『参考』

 小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書:『メソポタミア世界』
 http://www.orient-matsudo.com/kobayashi-shumel.htm

 オリエントより日本への遷都:『言語復原史学会:加治木義博』
 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/blog-category-11.html

 シュメル-人類最古の文明:『小林登志子』中公新書
 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/category9-20.html
 http://blogs.yahoo.co.jp/matmkanehara/folder/1602066.html

 「古代オリエントの地名一覧」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%AE%E5%9C%B0%E5%90%8D%E4%B8%80%E8%A6%A7#.E3.82.A4.E3.83.A9.E3.83.B3.E9.AB.98.E5.8E.9F

 「古代オリエントの用語一覧」
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 「メソポタミア神話」
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 「バビロニア神話」
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 「ギリシア神話」
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 「オリエント学」
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 「アッシリア学」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%AD%A6

 「中国学」
  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E5%AD%A6

 「ギルガメシュ叙事詩」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%AB%E3%82%AC%E3%83%A1%E3%82%B7%E3%83%A5%E5%8F%99%E4%BA%8B%E8%A9%A9
  http://www.aurora.dti.ne.jp/~eggs/gil.htm

 「フェニキア」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%8B%E3%82%AD%E3%82%A2%E4%BA%BA

 「古代エジプト」
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 「ヒッタイト」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%83%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%88

 「アナトリア半島」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%8A%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%8D%8A%E5%B3%B6

 「新潮社」五〇〇〇年前の日常―シュメル人たちの物語―
  http://www.shinchosha.co.jp/books/html/603574.html 

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