『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録02:4頁
これは明治政権が、徳川政権の圧制手法を一掃せず、
かえって輪をかけた悪政手法を採用したことに原因がある。
もちろん西欧との極端な文化の差、
ことに科学文明の遅れからくる国防力の貧困は、
国が滅ぶ可能性のある瀬戸際にあった。
とにかく先進国の侵略だけは防(ふせ)がなくてはならない。
これが至上命令で、他のことをかえりみる余裕(よゆう)はなかったのである。
そこで徳川政権が採用して、とにもかくにも300年、
政権を維持できた方式である階級制度を継承して、
天皇を絶対君主とする弾圧国家を作り、
その支柱として利用したのが孔子(コウシ)の儒教(じゅきょう)だった。
だからその「3尺さがって師の影を踏まず」というのが、
教育者に利用され、教師は、どんなに薄ノロでも、
「先生」という敬称で崇(あが)め奉られることになった。
また教師がどんなに間違ったことを教えても、
そのまま記憶して答案を書けば満点で卒業できたのである。
このシステムは全ての職業にも採用され、
国家が用意した定義だけが「善」で、
それに反するものが「悪」とされ、
国家のきめた定義を唯々諾々(いいだくだく)と守る男だけが採用されて官僚になった。
教師たちももちろん官僚の一員である。
これは徳川政権の発明ではない。
孔子の登場で明瞭なように中国の
『科挙(かきょ)制度』の物真似で、
これが後に我が国が太平洋戦争に引摺りこまれて、
せっかくの大日本帝国を亡ぼした諸悪の根源になったのである。
翻訳と辞書 [無料]
http://www.kotoba.ne.jp/
リンクフリー〔UTF-8 対応版〕
http://www.kotoba.ne.jp/sysinfo.cgi?k=maps&fsz=2
『参考』
小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書:『メソポタミア世界』
http://www.orient-matsudo.com/kobayashi-shumel.htm
オリエントより日本への遷都:『言語復原史学会:加治木義博』
http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/blog-category-11.html
シュメル-人類最古の文明:『小林登志子』中公新書
http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/category9-20.html
http://blogs.yahoo.co.jp/matmkanehara/folder/1602066.html
「古代オリエントの地名一覧」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%AE%E5%9C%B0%E5%90%8D%E4%B8%80%E8%A6%A7#.E3.82.A4.E3.83.A9.E3.83.B3.E9.AB.98.E5.8E.9F
「古代オリエントの用語一覧」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%AE%E7%94%A8%E8%AA%9E%E4%B8%80%E8%A6%A7
「メソポタミア神話」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%BD%E3%83%9D%E3%82%BF%E3%83%9F%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1
「バビロニア神話」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%93%E3%83%AD%E3%83%8B%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1
「ギリシア神話」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B7%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1
「オリエント学」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E5%AD%A6
「アッシリア学」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%AD%A6
「中国学」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E5%AD%A6
「ギルガメシュ叙事詩」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%AB%E3%82%AC%E3%83%A1%E3%82%B7%E3%83%A5%E5%8F%99%E4%BA%8B%E8%A9%A9
http://www.aurora.dti.ne.jp/~eggs/gil.htm
「フェニキア」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%8B%E3%82%AD%E3%82%A2%E4%BA%BA
「古代エジプト」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%A8%E3%82%B8%E3%83%97%E3%83%88
「ヒッタイト」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%83%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%88
「アナトリア半島」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%8A%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%8D%8A%E5%B3%B6
「新潮社」五〇〇〇年前の日常―シュメル人たちの物語―
http://www.shinchosha.co.jp/books/html/603574.html
0 件のコメント:
コメントを投稿