『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録02:6頁
この凄まじい悲劇を目前にした不治の病を生んだ、
日本型科挙の母胎である大学の論文が未だに
明治の権力絶対主義時代のままなのは哀れだが、
私たちは世界を相手に私たちの史学の発達を知ってもらう必要がある。
徳川~明治の幼稚なシステムのままのオカシナ論文では、
世界はおろか国内でも通用せず、
これまでの研鑽(さん)がゼロになってしまう。
私がこの大学院講座を企画したのは、
こういう悲惨な物凄い未来が目前に迫っていることを予知し、
警告して来たことと一貫した、
先進性の構想よるものだったと、ご高察いただきたい。
それを具体的にいえば、
在来の大学院の卒論や、教授の「記念論文」ものは、
さきにいったような個人的「見解」をならべただけの、
権威を笠に看た高圧的な態度で終始している。
これは明治政権が国家の体裁(ていさい)を整えようと、
ちょんまげを切り、
欧米型の頓(あご)ヒゲを生やして外観だけでも欧米人に負けないようにし、
さらに勲章をさげ、
大礼服を着て、官位、学歴、肩書、免許といった小細工で差別をもうけ、
それらを絶対的権威として国民を圧迫した階級権威主義の遺物であって、
遺物とは言っても決して世界に誇れる「文化財」ではない。
それどころではなく。
この制服権威便法をそっくり真似たものが、
あのヒトラーらのナチであることもまた、
欧米で嫌悪(けんお)の的(まと)になっていることも、
よく肝に銘じておいて頂きたい。
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『参考』
小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書:『メソポタミア世界』
http://www.orient-matsudo.com/kobayashi-shumel.htm
オリエントより日本への遷都:『言語復原史学会:加治木義博』
http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/blog-category-11.html
シュメル-人類最古の文明:『小林登志子』中公新書
http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/category9-20.html
http://blogs.yahoo.co.jp/matmkanehara/folder/1602066.html
「古代オリエントの地名一覧」
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「古代オリエントの用語一覧」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%AE%E7%94%A8%E8%AA%9E%E4%B8%80%E8%A6%A7
「メソポタミア神話」
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「バビロニア神話」
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「ギリシア神話」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B7%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1
「オリエント学」
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「アッシリア学」
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「中国学」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E5%AD%A6
「ギルガメシュ叙事詩」
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http://www.aurora.dti.ne.jp/~eggs/gil.htm
「フェニキア」
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「古代エジプト」
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「ヒッタイト」
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「アナトリア半島」
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「新潮社」五〇〇〇年前の日常―シュメル人たちの物語―
http://www.shinchosha.co.jp/books/html/603574.html
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