『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録02:7頁
では私たちが世界の人たちに、
私たちの業績を報告するにはどうすればいいのか?。
これがこの講座の「主題」なのである。
それは過去の論文の欠点をよく観察して、それを取り除き、
それに代わる、もっといい表現法を考案することである。
これは史学の論文に限らず日常の手紙に至るまで、
あなたがお書きになる文章にもお役に立つ。
だからもう一度、繰り返して在来の論文は、
どこがどう悪いのか、考察してみることから始めよう。
一言でまとめると、権威主義の文章は、相手のことは考えずに、
自分の意思を押し付けるだけのものだった。
これは教師の論文は「絶対」であり、
幾ら不合理に満ちていても反発や批判の余地はなかったということである。
だから書くほうは威張(いば)り返って意見をならべ立てるだけで、
読者が理解できるかどうかを考える必要はなかった。
これは学者だけでなく古いタイプの作家たちの作品にもみられる。
一人よがりの感懐(かんかい)に酔って、
美辞麗句(びじれいく)をならべればそれでいいと思っているのが、
ありありと見える「悪い」作品がたくさんある。
しかし、今は我が国も民主国家に成長し、
「人々のための、人々による、人々の政治」という理想の実現に、
日々進歩して変化しつつある。
だから全てが「誰にでもよくわかるものでなければならない。
私たちの主題もこれと全く同じで「よくわかること」なのである。
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『参考』
小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書:『メソポタミア世界』
http://www.orient-matsudo.com/kobayashi-shumel.htm
オリエントより日本への遷都:『言語復原史学会:加治木義博』
http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/blog-category-11.html
シュメル-人類最古の文明:『小林登志子』中公新書
http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/category9-20.html
http://blogs.yahoo.co.jp/matmkanehara/folder/1602066.html
「古代オリエントの地名一覧」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%AE%E5%9C%B0%E5%90%8D%E4%B8%80%E8%A6%A7#.E3.82.A4.E3.83.A9.E3.83.B3.E9.AB.98.E5.8E.9F
「古代オリエントの用語一覧」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%AE%E7%94%A8%E8%AA%9E%E4%B8%80%E8%A6%A7
「メソポタミア神話」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%BD%E3%83%9D%E3%82%BF%E3%83%9F%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1
「バビロニア神話」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%93%E3%83%AD%E3%83%8B%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1
「ギリシア神話」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B7%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1
「オリエント学」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E5%AD%A6
「アッシリア学」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%AD%A6
「中国学」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E5%AD%A6
「ギルガメシュ叙事詩」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%AB%E3%82%AC%E3%83%A1%E3%82%B7%E3%83%A5%E5%8F%99%E4%BA%8B%E8%A9%A9
http://www.aurora.dti.ne.jp/~eggs/gil.htm
「フェニキア」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%8B%E3%82%AD%E3%82%A2%E4%BA%BA
「古代エジプト」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%A8%E3%82%B8%E3%83%97%E3%83%88
「ヒッタイト」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%83%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%88
「アナトリア半島」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%8A%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%8D%8A%E5%B3%B6
「新潮社」五〇〇〇年前の日常―シュメル人たちの物語―
http://www.shinchosha.co.jp/books/html/603574.html
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