『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録01:16頁
そのことを、あらかじめ想定して、
六ページの始めに、高校生に「面白い!」といわせてある。
するとその読者は「なぜだろう…?」と関心を呼び覚まされて、
もう一度読み直す。
読めば理解でき、わかれば興味が倍増するから、
こんなキャッチフレーズが必要なのである。
そこで改めて張政がなぜ派遣されてきたのか、
史実としての説明と、
塞人が事実、倭人の中に混在していたことを補強した説明を父にさせる。
それを受けて、読者が想像するであろう半信半疑の心理を
高校生に代弁させたうえで、
最もその疑いを払い落しやすい証拠として張政が塞語を話せたから、
帯方郡は彼を派遣したのだという結論を話す。
しかしこれでは
「本当に倭人は塞語を話していたのだろうか?」という疑いが出てくる。
それは父が知っている強力な事実、今もなお私たちが日常、使っている日本語の中に、
驚くほど多数の塞人の言葉が入っている事実を話すための『伏線』として、
配置した疑問なのである。
しかし高校生に
「ほんとうに倭人は塞語を知っていたの?」と尋ねさせたのでは弱いので、
「倭人(=日本人)は塞人だったの…?」と衛撃的な質問をさせると、
読者の関心がより強くなる。
そこで初めて「日本語に3000語も混じっている」と答えると、
普通なら面倒くさい言語学の問題が、
読者が熱烈に知りたい対象に変わるのである。
『参考』
翻訳と辞書 [無料]
http://www.kotoba.ne.jp/
リンクフリー〔UTF-8 対応版〕
http://www.kotoba.ne.jp/sysinfo.cgi?k=maps&fsz=2
『参考』
小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書:『メソポタミア世界』
http://www.orient-matsudo.com/kobayashi-shumel.htm
オリエントより日本への遷都:『言語復原史学会:加治木義博』
http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/blog-category-11.html
シュメル-人類最古の文明:『小林登志子』中公新書
http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/category9-20.html
http://blogs.yahoo.co.jp/matmkanehara/folder/1602066.html
「古代オリエントの地名一覧」
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「古代オリエントの用語一覧」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%AE%E7%94%A8%E8%AA%9E%E4%B8%80%E8%A6%A7
「メソポタミア神話」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%BD%E3%83%9D%E3%82%BF%E3%83%9F%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1
「バビロニア神話」
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「ギリシア神話」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B7%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1
「オリエント学」
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「アッシリア学」
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「中国学」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E5%AD%A6
「ギルガメシュ叙事詩」
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http://www.aurora.dti.ne.jp/~eggs/gil.htm
「フェニキア」
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「古代エジプト」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%A8%E3%82%B8%E3%83%97%E3%83%88
「ヒッタイト」
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「アナトリア半島」
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「新潮社」五〇〇〇年前の日常―シュメル人たちの物語―
http://www.shinchosha.co.jp/books/html/603574.html
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