『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録36:21頁
これで大人弥五郎は、間違いなく猿田彦だとわかる。
しかし何故?名が違うのだろう?。
大隅語の発音は「ヤクルドン」である。
私にはそれは屋久郎ドンと聞こえる。
こんな顔をした屋久島王といえば、
そこに杉を植えたスサノオもそれに該当する。
大隅では弥五郎は武内宿祢だともいう。
宿弥は高族=カリエンで、宝貝を貨幣として中国に売って、
その富で商帝国=殷を樹立した一族の、長の名乗りである。
これでフェニキヤ人が屋久島へ来た時期も判った。
それは縄文杉の年輪と共に
貝貨幣と殷の発掘物とそこに書かれた文献史料という、
莫大な物証をもっていたからである。
屋久郎ドンは海人の王だから、船の王であり、
海原を支配した神・マカーラでもある。
その容貌は、まさしく中近東の人である。
とすれば、
兜布はフェニキヤ人の船乗りのもので冠の一種だったのである。
それが冠だった証拠もまた大量にある。
それは江戸時代まで実用品だった武士の礼装用の冠で、
浅野内匠守が刃傷の場で額につけているあれである。
これは新羅の王も全く同じものを着けていたことが、
出土品の陪葬騎士像ではっきり判る。
それは兜布とは形が違い、はるかに複雑な形になっているが、
額の前方の同じ位置に着け、紐を顎で結んで止める。
兜布を基に考案、心理的効果を狙って改良進化したことが判る。
『参考』
小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書:『メソポタミア世界』
http://www.orient-matsudo.com/kobayashi-shumel.htm
オリエントより日本への遷都:『言語復原史学会:加治木義博』
http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/blog-category-11.html
シュメル-人類最古の文明:『小林登志子』中公新書
http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/category9-20.html
http://blogs.yahoo.co.jp/matmkanehara/folder/1602066.html
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「古代オリエントの用語一覧」
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「ギリシア神話」
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「アナトリア半島」
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「新潮社」五〇〇〇年前の日常―シュメル人たちの物語―
http://www.shinchosha.co.jp/books/html/603574.html
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