『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録36:8頁
この井戸は『源氏物語』にも
「いさらゐは はやくのことも 忘れじを 元のあるじや 面 変はりける」
と記されていると、証拠の一つにしているが、
この「はやくのこと」は祖先がイスラエルだという意味になるだろうか?。
この歌の主意は
「元の主が、私を見る目付きも、表情も以前とは変わってしまった」
という嘆きにあるから、
伊佐良井の井戸を強調した意図は、
それと対応して、
変わらないものの良さ、
美しさを痛感させて、
変わってしまったものを非難することにある。
「はやくのこと」は「遅くなって」の反対で、
早期のこと。
流れる水の早期は水源のことだから、
「伊佐良丼の井戸の水は、
水源で美しい石に洗われて美しくなり、
井戸まで流れてきても変わらず美しいが、
その人は何もかも汚なく変わってしまった」
という嘆きの歌であって、
これをイスラエルにしたのでは、
紫式部はキリスト教に詳しく、
元の主=主キリスト?が
どう面変りしたというのか?、
支離滅裂で何のことか分からなくなる。
無茶なコジツケだ。
それに秦氏はなぜ?
そんな謎めいた当て字を使う必要があったのか?
も考えられない。
河勝でも酒でも本名を堂々と書いているのだ。
それ以上に尊敬する先祖の名を伊佐良井などと、
タカが井戸の名にしてしまうような人達では絶対にない。
博士の妄想に過ぎない。
『参考』
小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書:『メソポタミア世界』 http://www.orient-matsudo.com/kobayashi-shumel.htm
オリエントより日本への遷都:『言語復原史学会:加治木義博』 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/blog-category-11.html
シュメル-人類最古の文明:『小林登志子』中公新書 http://bloghistorygallary.blog10.fc2.com/category9-20.html http://blogs.yahoo.co.jp/matmkanehara/folder/1602066.html
「古代オリエントの地名一覧」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%AE%E5%9C%B0%E5%90%8D%E4%B8%80%E8%A6%A7#.E3.82.A4.E3.83.A9.E3.83.B3.E9.AB.98.E5.8E.9F
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「ギリシア神話」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B7%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1
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「アッシリア学」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%AD%A6
「中国学」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E5%AD%A6
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「フェニキア」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%8B%E3%82%AD%E3%82%A2%E4%BA%BA
「古代エジプト」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%82%A8%E3%82%B8%E3%83%97%E3%83%88
「ヒッタイト」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%83%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%88
「アナトリア半島」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%8A%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%8D%8A%E5%B3%B6
「新潮社」五〇〇〇年前の日常―シュメル人たちの物語― http://www.shinchosha.co.jp/books/html/603574.html
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