2011年3月1日火曜日

なぜ?3人のヒラッ(比羅夫(ヒラフ)・開(ヒラッ)く)は同一人か?

『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録16:19頁

この2人に見える比羅夫は実は同一人なのである。

なぜなら阿曇=アヅミはア津ミに対する当て字であり、

阿部は沖縄語ではアビでビは美を当て字するとミ。

ア津ミから助詞の津をとったアミと同じになるからである。

これは多くの記録を素材にした

『記・紀』編集者が、

文字が違うから別人だと錯覚して、

2重に記載したための事故だとすぐわかる。

しかしそれが同一人だという理由はまだ他にある。

これだけで断定するのは間違いなのである。

もう1つの理由は、

沖縄語では「天」もまたアミと発音することである。

この2人の比羅夫と同時存在である

天智天皇は、「天命開別」という名乗りをもっている。

これは大隅語では

「アミの命、開(ヒラ)ッビチ(日木(ビチ)=ヒコ=日子)」と読む。

このうちの敬称の「命と日子」を除くと、後に正味の名が残るが、

それは大隅語では「アミ・ヒラッ」になる。

2人に見える比羅夫もまた大隅語で「アミ・ヒラッ」である。

3つとも全く同じ名なのだ。

しかしこれでも同一人だというのは、まだ早い。

それは3人の別人が、

順番に一つの名乗りを継承した可能性があるからである。

しかしこの3人は単に同時存在だというだけでなく、

同時に同じことをしている。

この3人のヒラッは白村江戦争で共に百済を助けて戦っているのである。

同じ名乗りをもつ他人が同時に3人もいて、

同じことをすることは絶対にない。

『参考』

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小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書
『メソポタミア世界』
シュメル-人類最古の文明
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