2011年3月8日火曜日

驚くほど完全な!神功皇后の名乗り!

『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録16:26頁

これと同じ問題が、この名乗りには、もう一ヵ所ある。

それも同じ足と帯という当て字である。

気長「足」姫と息長「帯」姫の2通りの当て字には、

夫の天皇には欠けている余分な名乗りがついている。

それがこの足と帯という2字なのである。

これは何を意味するのか?。

単なる当て字の差が生んだ余計なものが、

くつついただけなのであろうか?。

『古事記』のつけた当て字・帯中日子天皇が、

故意にしろ過失にしろニセ物であることは確実だから、

皇后の場合も『日本書紀』を改悪して、

当て字だけ揃えて、

無意味な「足」を「帯」の字に統一して当て字したということなのだろうか?。

これまでの史学だと「多分、○○だろう…」というだけで、

この問題には結論は出ない。

しかし私たちは今、五彩圏について完全な史実を知った。

それは朝鮮半島が外国ではなく、

完全な国内だったことを、余すところなく立証し終わった。

その朝鮮半島は卑弥呼当時には何と呼ばれていたか?。

これは会員諸賢ならすぐお気づきのとおり「帯方」だったのである。

だから「帯」は間違いなく半島を表現する名乗りなのである。

これが解れば皇后の名乗りが何を意味するか全体が完全にわかる。

足・帯はタラシで「根」と同じで、

息はオキだから共に沖縄を指す、

中・長は、

その2つに挟まれた本国=九州を表現した名乗りだったのだ。

『参考』

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小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書
『メソポタミア世界』
シュメル-人類最古の文明
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歴史学講座『創世』
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