2015年6月19日金曜日

宇屋谷と神代神社(2)神代神社と角間①

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 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 執筆時期:1999~2000年

 牛角と祝祭・その民族系譜:908~910頁

 第14章 牛頭と鹿頭 

 宇屋谷と神代神社(2)神代神社と角間①

  宇夜都弁命を主祭神とするのが神代神社である。

 「神代」の追求は、

 古代の宗教的環境を知る上で貴重な内容を明らかにする。

 『日本書紀』の

 巻第一を「神代上」、

 巻第二を「神代下」、

 天地の創生から国生み、神々の誕生、

 葦原中国の平定から天孫族の系譜と

 神武天皇である神日本磐余彦尊の誕生までが語られる。

 そのことからは日本の創生の時代、

 神々の活躍する神話の時代を一般に神代と呼ぶが、

 この神社名「神代」はその時代を表わした名称でないことは

 自明のころである。

 では「神代」は何を表示したものだろうか。

  神代神社を地元では「カミシロ」あるいは「コウシロ」と呼ぶ。

 出雲国風土記には「神代社」が出雲郡に2社

 (一社は現神代神社に合祀されたという)

 飯石郡に一社記載されている(三刀屋町神代の神代神社)。

 また「神代」は肥前国風土記彼杵郡に、

 その挿話は除くが、神代直の個人名で載っている。

 和名類聚抄には地名として「神代郷」が以下のように載っている。


  備中国哲多郡神代郷 訓「加无之呂」

  備後国三上郡神代郷

  上総国海士郡神代郷

  淡路国三原郡神稲郷 訓「久万之呂」

  筑後国御井郡神代郷

  肥前国高木郡神代郷

  石見国邑知郡神稲郷 訓「久万之呂」


  「姓氏家系大辞典」は「神代」の訓を

 「カムシロ、コウシロ、クマシロ」としていることから、

 「神稲郷」も合わせ紹介した。

 これらを含め、現在日本国内には

 30を超える同名地が散在する。

 それらの呼称は「カミシロ、コウシロ」が多く、

 「クマシロ、カジロ」「ジンダイ」、「カクミ」もある。

《参考》

 ARPACHIYAH 1976

 高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
 (アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている) 
  
 牛頭を象った神社建築の棟飾部

 本生図と踊子像のある石柱

 Tell Arpachiyah (Iraq)
 Tell Arpachiyah (Iraq)    
 ハラフ期の土器について
 ハブール川
 ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿
 牛頭を象った神社建築の棟飾部
 神社のルーツ
 鳥居のルーツ

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