2016年1月9日土曜日

顕国玉神と大国主神


 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 牛角と祝祭・その民族系譜:1017~1020頁

 第16章 イスラエル人の日本定着とヘブライの信仰

 《顕国玉神と大国主神》

 単に転訛させただけなのだろうか。

 どうもそうとは言えない。

 前に「雲」として挙げたヘブライ語の INN(enni) が

 「大名」となったと解釈でき、

 「大名持」は「雲持」でヤハウェ神に当たる。

 「御魂」の意味は字義通りで、
 
 出雲風土記出雲郡の神社名にある

 「御魂社」に対応する。

 日本古典文学大系はこの社を「延喜式」神名帳の

 「出雲神社同社韓国伊太氐神社」としている。

 明らかにヤハウェ神が大国主神に

 習合されている様子がみられる。

 千家尊統の「出雲大社」はこの御魂社を大社東方の

 境外社命主(いのちぬし)社と主述べている。

 「命主」は「メイス」とも訓め、

 MTR(雨)であった可能性がある。

  大国主命の尊称について

 『古事記』は

 「亦の名は大穴牟遅神と謂ひ、

  亦の名は葦原色許男神と謂ひ、

  亦の名は八千矛神と謂ひ、

  亦の名は宇都志国玉神と謂ひ、

  併せて五っの名在り」という。

 『日本書紀』の一書は

 大物主神、国作大己貴命、葦原醜男、八千戈神、

 大国玉神、顕国玉神名を挙げており、

 《顕国玉神と大国主神》
 
  兵庫県宍粟郡一宮町須行名に鎮座する伊和神社は

 「延喜式」神名帳では伊和坐神社大名持御魂神社と

 記載されていた。

 その祭神が大名持御魂神ということになる。

 「大名持」は「大穴持」に近似するが、

 単に転訛させただけなのだろうか。

 どうもそうとは言えない。

 前に「雲」として挙げたヘブライ語の INN(enni) が

 「大名」となったと解釈でき、

 「大名持」は「雲持」でヤハウェ神に当たる。

 「御魂」の意味は字義通りで、
 
 出雲風土記出雲郡の神社名にある

 「御魂社」に対応する。

 日本古典文学大系は

 この社を「延喜式」神名帳の

 「出雲神社同社韓国伊太氐神社」としている。

 明らかにヤハウェ神が大国主神に

 習合されている様子がみられる。

 千家尊統の「出雲大社」はこの御魂社を大社東方の

 境外社命主(いのちぬし)社と主述べている。

 「命主」は「メイス」とも訓め、

 MTR(雨)であった可能性がある。

  大国主命の尊称について

 『古事記』は

 「亦の名は大穴牟遅神と謂ひ、

  亦の名は葦原色許男神と謂ひ、

  亦の名は八千矛神と謂ひ、

  亦の名は宇都志国玉神と謂ひ、

  併せて五っの名在り」という。

 『日本書紀』の一書は

 大物主神、国作大己貴命、葦原醜男、八千戈神、

 大国玉神、顕国玉神名を挙げており、

 これまで既に大穴持命を入れて五っの尊称の

 解釈を述べてきたが、

 ここで「大名持命」を解釈した。

 残っている尊称は

 『日本書紀』の大国玉神と顕国玉神である。

 顕国玉神は『古事記』が

 宇都志国玉神とすることから

 「ウツシ」と訓まれている。

 「宇都」は播磨国風土記神前郡に載る

 宇智賀久牟豊富命の「宇智」と同じと解釈される。

 「ウツシ」はヘブライ語の「栄光、誉れ」を表わす。

 IZ(uz) の音写であり、「賀久牟」は「星」を表わす

 KVKhVB(kokhom) の音写で

 「ウツシ・カクム」は「栄光の星」となる。

 「栄光」は「ガド」の祖語 GVDVL に対応する。

 後に述べる静岡県清水市の「有度」は

 「宇止」と読まれるが、「有度」は uz を表わす。

 『日本書紀』の「顕」は本来「顯」字で、
 
 「あきらか」「あらわに」「あらわす」で、

 「おおやけにする」「明らかにする」

 「おもてむき(公式)にする」の字義であり、

 ガド族の性格を表徴させた用字である。
 
 国玉は国魂と同音同義であるから

 顕国玉神はイスラエルの神ということになる。

 「大国主」の大は ied(顕と字義において同じ)の
 
 「太市」などの「大」に依るものだが、

 ヘブライ語のガド族名を GVDVL(栄光) と近似した

  GDVL が「大きい」の意味であるので「大国」は

 「ガド族の国」を表わし、

 これがまた「大国主」の表記となったと考えられる。

 その起源は「大黒」であったが、

 「大国」へ転換された理由がここにある。
 
 「安来:十戒神社と祈り」で引用した

 申命記33章21の

 「讃えよ、ガドの土地を広げられる方を」は

 1955年版では

 「ガドを大きくする者はほむべきかな」

 となっており、詩句の韻を踏むため、

 ここに GDVL「大きい」が使われ、

 「大国」とはこの詩句を踏まえた上での

 捉え方と考える。

 これにて『記・紀』に表記された
 
 大国主神に対する

 全ての別称を解釈できたことになる。

 ヤハウェ神は大国玉国、顕国玉国となって

 大国主神に習合しているのである。

《参考》

 ARPACHIYAH 1976

 高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
 (アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている) 
  
 牛頭を象った神社建築の棟飾部

 本生図と踊子像のある石柱

 ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
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