2014年12月21日日曜日

三ツ鳥居と瑞垣②


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 『My ブログ』
 《考古学&古代史の諸問題》 
 《参考:年表・資料》

 Matのジオログ
 さいたま朝日WEB

 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 牛角と祝祭・その民族系譜:812頁

 第十二章 大国主神と大物主神

 三ツ鳥居と瑞垣②

  この「垣」を追求することは

 三輪山・大神神社を理解することになる。

 つまり、三輪山が「青垣東山」であるからで」ある。

 「青垣」を大和盆地を包囲する山々とする見解が一般的であるが、

 三輪山そのものとも考えられる。

 「垣」は日本固有の用語ではない。

 インド・ヨーロッパ語圏の用語である。

 サンスクリット語の kakṣa あるいは kakṣya 、

 ドイツ語の Heck 、 Hecke 、

 英語の hedge と祖語を同じくすると理解され、

 その語義は「囲壁、柵、垣」と共通している。

 更にその遠祖はシュメル語にある kak (棒、杭)にある。

 Kak-šar は「園の杭」となる。

 この kakšar から派生したのが 

 kavkasis (ラテン語 caucasas)で、

 コーカサスの語幹 kavkas は「囲い」の意味を成す。

 コーカサス山脈は黒海とカスピ海の間にあり、

 高い岳で5000メートルを越す。

 大小二つの山脈があり、

 その山間にグルジア国やアゼルヴァイジャンなどがある。

《参考》

 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
 (アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている) 

  
 牛頭を象った神社建築の棟飾部

 本生図と踊子像のある石柱

 Tell Arpachiyah (Iraq) 
 Tell Arpachiyah (Iraq)    
 ハラフ期の土器について
 ハブール川
 ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿
 牛頭を象った神社建築の棟飾部
 神社のルーツ
 鳥居のルーツ

2014年12月20日土曜日

三ツ鳥居と瑞垣①


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 《考古学&古代史の諸問題》 
 《参考:年表・資料》

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 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 牛角と祝祭・その民族系譜:811頁

 第十二章 大国主神と大物主神

 三ツ鳥居と瑞垣①

  第10代崇神天皇の宮城は、

 『古事記』で「師木の水垣宮」、

 『日本書紀』で「磯城の瑞籬宮」という。

 瑞籬は古語で「ミスカキ」と訓まれた。

 「ミス」とは何か。

 『古事記』のいう「水」であろうか。

 いやこれは「御簾」のことで、

 スダレのことである。

 そして、「ミスカキ」の表現するものは、

 大神神社の象徴「三ツ鳥居」なのである。

 現在も鳥居の中央に赤く縁取られた御簾が

 注連縄とともに垂らされている。

 三ツ鳥居は「御簾鳥居」であったと思えるほどである。

 しかし、それは妥当しない。
 
 この鳥居は集合された三ツの鳥居であるからである。

 鳥居には壁がつけられており、

 その壁の部分を瑞垣と呼んでいる。

 瑞垣は矢来のことで細い竹などで縦横に組んだ柵をいい、

 その細密に組んだり格子状にした垣をいう。

 三ツ鳥居の場合は左右の板壁の上の部分に

 交差した格子を浮彫りし、

 兎(うさぎ)と流水が施されている。

《参考》

 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
 (アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている) 
  

 牛頭を象った神社建築の棟飾部

 本生図と踊子像のある石柱

 Tell Arpachiyah (Iraq) 
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 ハラフ期の土器について
 ハブール川
 ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
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神坐日向神社と大三輪氏⑭


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 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 牛角と祝祭・その民族系譜:810頁

 第十二章 大国主神と大物主神

 神坐日向神社と大三輪氏⑭

  このウシャス(Ushas उषस्)神こそ大孁日神にして
 
 天照大神の祖像である。

 暁は東の空から始まる。

 「青垣東の山の上」や「日向」の概念に合い、

 「日向御子」がウシャス神で

 ディアウス神の御子であることを示唆している。

  天照大神は日本の皇祖神としてその神格を高らしめたが、

 その背景にインドの神々が」あったのである。

 大神神社が神官を「祝」といわず「禰宜」といっているのは

 大田田根子の「根子」に始まる
 
 崇神天皇時代以降の慣習に従っているものである。

《参考》

 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
 (アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている) 
 


 牛頭を象った神社建築の棟飾部

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 ハラフ期の土器について
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、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
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2014年12月15日月曜日

神坐日向神社と大三輪氏⑬


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 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 牛角と祝祭・その民族系譜:809頁

 第十二章 大国主神と大物主神

 神坐日向神社と大三輪氏⑬

 ヴェロニカ・イオンズは「インド神話」の中で

 ウシャスについて次の様に述べている。

   暁であるウシャスは最も民衆的なヴェーダの神々の一人であって、

  最も美しい讃歌のいくつかを生み出す源となった。

  真紅の衣に身を包み、

  黄金のヴェールを着けた彼女は優しい

  花嫁に、あるいは夫が毎朝彼女を見るたびに

  美しさを増してゆく妻に似ていた。

  永遠の者でありながら彼女は常に若く、

  全ての生ある者に生命の息吹を与え、

  外見上の死から睡眠者を起し、

  巣から鳥を立ち上がらせ、

  与えられた仕事に人間を差し向ける。

  ウシャスは偉大なものにも貧しいものにも、

  あらゆるものに富と光をもたらし、
 
  全ての住居に幸せをあたえる。

  しかし、彼女は自分自身は若いままでいるにも係わらず、

  死を免れぬものに 年齢をもたらす。

  ウシャスは人類の友として、

  また天と地の連結者として尊崇されている。

《参考》

 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
 (アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている) 
 

 牛頭を象った神社建築の棟飾部

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 ハラフ期の土器について
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、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
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2014年12月13日土曜日

神坐日向神社と大三輪氏⑫


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 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 牛角と祝祭・その民族系譜:808頁

 第十二章 大国主神と大物主神

 神坐日向神社と大三輪氏⑫

  さて、日向御子神の祖像であるが、

 この神はディアウス神の御子である。

 既に述べた諸神のうちの女神はウシャス Usas 神以外にない。

 その名は暁を指す。


 同神が大分県宇佐市の宇佐神宮の祭神比売神であることは

 再々述べた。

 現在単に比売神とのみ称するのは、

 同神が皇大神となり皇祖して奉祭されるに及んで天朝に対する

 憚りからであろうと考えられる。

 欽明天皇の時代大神神社の大神氏の一族である大神比義が

 「豊前国宇佐郡菱形山に八幡大神を奉祭、宇佐八幡の祠宮の祖」

 となっており、

 相互に関係が認められる。

 ウシャスは夜明けの空の曙を神格の象徴としたもので、

 宇佐神宮の社殿が朱塗りされているのはその曙の色彩を

 採り入れたからである。

 同神はインドの神話が作られた初期、

 つまりグヴェーダにおいては最も重要な女神であり、

 多くの讃歌が語られている。

 だが、後にはその支配的地位をを徐々に失ってしまった。

 それはディアウス神、インドラ神と状況を同じくする。

《参考》

 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
 (アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている) 
  
 牛頭を象った神社建築の棟飾部

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 ハラフ期の土器について
 ハブール川
 ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
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2014年12月11日木曜日

神坐日向神社と大三輪氏⑪


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 執筆時期:1999~2000年

 牛角と祝祭・その民族系譜:807頁

 第十二章 大国主神と大物主神

 神坐日向神社と大三輪氏⑪

 そしてこの女神が高宮神社の祭神「日向御子神」となる。

 同社は大神神社の摂社であるから、

 崇神天皇時代に奉祭し始めた日神(太陽神)崇拝を

 三輪氏はその尊名を変えて継承してきたことになる。

 「御子」は「神子」である。

 神子は巫覡(きぬ)、幾穪(きね)であるが、

 これはサンスクリット語の gnā の音写で「女神」を表わす。

 巫覡は巫女で神に仕える女で本来は神妃を語義とするものである。

 よって神子である御子とは「女神」であるのである。

 大物主の神妃となった

 勢夜陀多良毘売命や夜麻登登母母曾毘売命は gnā となったのである。

 桜井市茅原の倭迹迹日百襲姫命(『日本書紀』表記)を祀る

 神御前神社名の「御前」は貴人の「奥方、妻」の意味で

 「神妃」を神社名とするものである。

 「大神分身類社鈔並附尾」が

 上神社の祭神を日本大国主命としたのは、

 この「クニ」を遠因としているかもしれない。

 崇神天皇の頃大黒主であった神格が大国主へと転換されたとも

 考えられる。

 「神体杉木」とあるのは、京都市伏見区の稲荷山でみたように

 「スギ」は śuci ないし śucya で「光輝」 を表わし、

 大神神社の神木でもあるが、天照(光明)神の鎮座に相応しい。

《参考》

 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
 (アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている) 
  

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2014年12月8日月曜日

神坐日向神社と大三輪氏⑩


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 《参考:年表・資料》

 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

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 執筆時期:1999~2000年

 牛角と祝祭・その民族系譜:806頁

 第十二章 大国主神と大物主神

 神坐日向神社と大三輪氏⑩

  天照大神について、

 『日本書紀』は

 伊弉諾尊、伊弉冉尊が相談して日の神を生んだが、

 その名を大日霊貴(於保比屡咩武智:おほひるめのむち)、

 一書に天照大神、一書に天照大日霊尊というとする。

 「オホヒルメ」は大隅八幡宮縁起にもみえ、

 「大比留女」と表記されているが、

 サンスクリット語の ahar を転訛させ

 「女」を符した名称である。
 
 ahar は「日」を表わすが、

 同類語 ahana は

 対馬の豆酸にある「天童」の母名「照日之菜」の祖語である。

 しかし問題はこれらの日神が女神であり、

 天照大神と想定された大物主 dyaus 神が男神であり、

 合致しないことである。

 天照大神は伊勢神宮に祀られている。

 垂仁天皇の時、豊鍬入姫命に代わって

 倭姫命によって奉祀され、

 大和から伊賀、近江、美濃を経て

 伊勢へ遷座した過程を記したのが

 「倭姫命世紀」だが、

 その崇神天皇58年に

 「倭弥和御室山領上宮」に奉斎されたとある。

 すると女神である「天照大神」が

 高宮神社に祀られていたことになるが、

 檜原神社が天照大神苦御魂神、伊弉諾尊、伊弉冉尊の

 三神を祀っている事情からすると、

 同社のいう天照大神苦御魂神の「天照大」となる。

《参考》

 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
 (アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている) 
  

 牛頭を象った神社建築の棟飾部



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 ハラフ期の土器について
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、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
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