2014年2月5日水曜日

三星堆の祭祀(20)


 『Yahoo!天気・災害』
 Matのジオログ

 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 旧約聖書「創世記」:牛角と祝祭・その民族系譜:495頁

 第九章 中国の祝祭と皇帝

 三星堆の祭祀(20)

 (3)三星堆の奉祭種族(6)

 当時彼等は「烏(う)蛮」と呼ばれた。

 その勢力範囲は

 雲南、四川南部、貴州の西部、広西西部と広大な多民族国家で、

 彝族が王族として君臨していた。

 中国の研究者たちは史記西南夷列伝にある

 「弁髪で、家畜とともに移住して定住せず、君長もいない」

 嵩(ずい)・昆明に当てている。

 これは紀元前後の記録であるが、

 現在の彝族の持っている文化的史料をみると、

 どうもそのような遊牧に依拠した生活者たちの性格ではない。

 その種族の複雑さは長い文化習俗の積み重ねの結果で、

 定着性が保持されなければ醸しだされない。

 例えば、一年を十月とする太陽暦を持っており、

 固有の天文学理論、宗教儀礼を行うための「道場星図」や

 二八星宿(動物名をつけた二八星座)がある。

 独自の天文学的観測技術を持っている証明である。

  まtが方向を八方方位に分け、

 時間も一年を

 八時(立春、春分、立夏、夏分、立秋、秋分、立冬、冬分)に、

 一日にも

 八時(早晨、上午、中午、下午、傍晩、黄昏、半夜、鶏叫)に

 分けられている。

 《Key Word》

 史記西南夷列伝
 史記西南夷列伝

 二十八宿
 二八星座


 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
 (アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている) 

  
 牛頭を象った神社建築の棟飾部


 『参考』
 Tell Arpachiyah (Iraq) 
 Tell Arpachiyah (Iraq)     
 ハラフ期の土器について
 アルパチア遺跡出土の碗形土器

 ハブール川
 ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿
 牛頭を象った神社建築の棟飾部
 神社のルーツ
 鳥居のルーツ

三星堆の祭祀(19)


 『Yahoo!天気・災害』
 Matのジオログ

 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 旧約聖書「創世記」:牛角と祝祭・その民族系譜:494頁

 第九章 中国の祝祭と皇帝

 三星堆の祭祀(19)

 (3)三星堆の奉祭種族(5)

  四川省の南部、

 成都市の南方峨眉山の南大相峰の南から雲南省の中央部、

 ベトナム、ラオス国境まで、

 東は貴州省の西部まで広く居住する部族が彝族である。

 中国の南部ではチュアン族(壮族)に次ぐ大族である。

 彝族名は1960年頃新しく総称された呼称で、

 古くは夷族、倮族であった。

  その支族名は

 倮倮(ロロ)、迷蘇(ミサ)、納蘇(ナス)、諾蘇(ウス)、聶蘇(ニエス)、

 撒尼(サニ)、阿細(アシ)、阿哲(アジョ)、撒梅(サメ)などで、

 自称他称が百余あり複雑である。

 彼等はチベット族を除いて

 成都あるいは三星堆に最も近い地域に居住している。

 その部族名、彝はいうまでもなく祭器名である。

 特に酒器を指していう。

 その訓音は義 yi ばかりでなく「夷 yi」とも同じである。

 支族名のうち倮倮(ロロ)は羅羅とも表記されるが、

 彝語で虎を意味する。

 彼等のトーテムが虎であることに依る。

 彼等のはっきりした歴史は

 唐の時代にこの地域に南詔国を建設したことである。

 詔は王を意味する。

 《Key Word》

 彝族
 彝族

 壮族・チュアン族
 壮族

 夷族
 倮族

 倮倮
 迷蘇
 納蘇
 諾蘇
 聶蘇
 撒尼
 阿細
 阿哲
 
 彝語
 ロロ文字

 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
 (アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている)
 
  
 牛頭を象った神社建築の棟飾部


 『参考』
 Tell Arpachiyah (Iraq) 
 Tell Arpachiyah (Iraq)     
 ハラフ期の土器について
 アルパチア遺跡出土の碗形土器

 ハブール川
 ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿
 牛頭を象った神社建築の棟飾部
 神社のルーツ
 鳥居のルーツ

2014年2月4日火曜日

三星堆の祭祀(18)


 『Yahoo!天気・災害』
 Matのジオログ

 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 旧約聖書「創世記」:牛角と祝祭・その民族系譜:493頁

 第九章 中国の祝祭と皇帝

 三星堆の祭祀(18)

 (3)三星堆の奉祭種族(4)

  四時とは春夏秋冬の季節を指すが、

 その内容は人民と鳥獣のありさまについて観察されている。

 春分(鳥獣は良く乳が出て育つ、また交尾して繁殖した)、

 夏至(鳥獣も羽毛が薄れ新しく生え変わった)、

 秋分(鳥獣は羽毛が抜け変わって麗しく整った)、

 冬至(鳥獣は細く柔らかい毛が密生して自然に温まるようにさせた)。

  東南へ派遣された義氏、北西に派遣された和氏とも

 第二子、第三子がその任に当たっており長子ではない。

 それは両氏族がまだ堯帝の中央勢力のうちに存在していたことを表わす。

 和氏については、第六章 月氏と秦氏で触れたことがある。

 雲南省の少数民族哈尼族がかって

 「和夷(ほい)、和泥(ほに)、阿尼(あに)」と呼ばれていたことから」

 和氏と同族であると述べた。

 現在彼等は雲南省の東南部に居住している。

 義氏は和氏と同族か親縁関係にあると思われる。

 義の訓音は yi 彝 と同音であり、

 義氏は彝氏である可能性がある。

 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
 (アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている)
 
  
 牛頭を象った神社建築の棟飾部


 『参考』
 Tell Arpachiyah (Iraq) 
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 ハラフ期の土器について
 アルパチア遺跡出土の碗形土器

 ハブール川
 ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
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 高床式神殿
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 神社のルーツ
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2014年2月3日月曜日

三星堆の祭祀(17)


 『Yahoo!天気・災害』
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 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 旧約聖書「創世記」:牛角と祝祭・その民族系譜:492頁

 第九章 中国の祝祭と皇帝

 三星堆の祭祀(17)

 (3)三星堆の奉祭種族(3)

  夜と昼の長さが同じで、

  虚叔星が日暮れ方に正南に見える日を測って

  仲秋即ち秋分を正し定めさせた。

  その人民たちは収穫が終わって安らかに、

  鳥獣は羽毛が抜け変って麗しく整った。

  また、和氏の第三子の和叔に命じて北方を掌る官とし、

  北辺の地に居住させた。

  北方を幽都という。

  和叔はその地方に冬籠りのために

  必要な財物の蓄積伏蔵のことを明察した。

  昼が最も短く、昴宿星が日暮れ方に正南に見える日を測って、

  冬至を正し定めさせて。

  その人民は屋内で暖をとり、

  鳥獣は細く柔らかい毛が密生して自然に温まるようにさせた。

  一年は三百六十六日だが、

  三年に一回売る閏月をおいて四時の乱れを正した。

  以上の如く義和両氏の四人に命じて暦法を作り、

  四時を正し、よく播種収穫の時を教え受けたのみでなく、

  百官を整えて各々によくその職責を尽くさせたから、

  もろもろの成果が挙がって太平を致した。

 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
 (アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている)
 
  
 牛頭を象った神社建築の棟飾部

『参考』
 Tell Arpachiyah (Iraq)
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 ハラフ期の土器について
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 ハブール川
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、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
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2014年2月2日日曜日

三星堆の祭祀(16)


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 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 旧約聖書「創世記」:牛角と祝祭・その民族系譜:491頁

 第九章 中国の祝祭と皇帝

 三星堆の祭祀(16)

 (3)三星堆の奉祭種族(2)

   つつしんで日の出の時刻を測って、

  春の耕作の順序をたてさせた。

  昼夜の時間が同じで、

  朱鳥の七宿星が夕刻に正しく南方に見える日をもって

  春分仲春を正しく定めさせた。

  その人民は働き手の壮丁は戸外に、

  老少は家の内に分かれて仕事に従事し、

  鳥獣はよく乳が出て育ち、また交尾して繁殖した。

  また、重ねて義氏の第三子義叔に命じて

  南方の事を掌る官として交址に居住させ、

  夏時農耕の営みを分かち定めさせた。

  義叔はつつしんでその教えを実行して効果を挙げた、

  昼が最も長く、

  大火の星が日暮れ時に正南に見える日を測って

  夏至を正し定めさせた。

  その人民たちの老少の者も壮丁に手助けをしながら戸外で働き、

  鳥獣も羽毛が薄れ新しく生えかわった。

  また、和氏の次子の和仲を西方を掌る官に命じて

  西境の地に居住させた。

  西土はまた、日が没する処の意で昩谷といった。

  和仲は慎んで日の入りを導き測って

  秋の収穫の営みを分かち立てた。

 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
 (アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている) 

  
 牛頭を象った神社建築の棟飾部


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 ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
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2014年2月1日土曜日

三星堆の祭祀(15)


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 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 旧約聖書「創世記」:牛角と祝祭・その民族系譜:490頁

 第九章 中国の祝祭と皇帝

 三星堆の祭祀(15)

 (3)三星堆の奉祭種族(1)

  遺跡の遺物と祭祀坑の状況から判断すると、

 同地において天を祭る燔柴、地を祭る瘞(えん)が

 行われていたことが明らかである。

 つまり、天地のことを祀った種族がここにいたのである。

 そこで想起されるのが、書経の堯典、

 史記五帝本紀堯帝にみえる義和についてである。

 明治書院「史記」よりその節の日本語通釈を転載する。

 孔子の書経堯帝第二節に依拠したものである。

   そこで、世に天地のことを掌った義氏と和氏に命じて、

  つつしんで自然の天理に随って日月星辰と四時の運行に則って、

  種まきと収穫の時を人民に教え受けた。

  すなわち、両氏たちを四方に分かち遣わすこととし、

  義仲に命じて東方を治める官とし、郁夷に居住させた。

  郁夷をまた畼谷(日の出るところ)ともいう。

 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
 (アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている) 
  
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 ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
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三星堆の祭祀(14)


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 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 旧約聖書「創世記」:牛角と祝祭・その民族系譜:489頁

 第九章 中国の祝祭と皇帝

 三星堆の祭祀(14)

 (3)三星堆の遺物と信仰(7)

  魚鳧王の名称にはそのようなトキを中心とする鳥類への信仰が

 隠されているように思える。

 第四代の王蒲澤こと蒲卑(がんぴ)は水鳥の意味であるという。

 同王の別称を杜宇(とう)という。

 杜宇は、日本ではホトトギスで杜鵑あるいは蜀魂とも表記される。

 成都には杜宇が死んだ後ホトトギスに化生したという伝承がある。

 その伝えは後世の詩家によってうたわれている。

 「杜宇は何の濡れ衣をきせられたのか、

  年々蜀の門のところで鳴いているのは」

 「杜宇が濡れ衣で亡くなってから時を沢山過ごしたにに、

  年々血を吐くように啼くので人を悲しませす」

  ほととぎすは口の内が赤い鳥であるため

 啼く時血を吐くように見られるのである。

 この物語も朱鳥(赤い鳥)が本題となっている。

  遺跡名三星についてであるが、広漢市の南に三水という町がある。

 三水はまた三隹(すい)と同音であり、三星とも近似している。

 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
 (アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている)
 
  
 牛頭を象った神社建築の棟飾部



『参考』
 Tell Arpachiyah (Iraq)
 Tell Arpachiyah (Iraq)    
 ハラフ期の土器について
 アルパチア遺跡出土の碗形土器

 ハブール川
 ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿
 牛頭を象った神社建築の棟飾部
 神社のルーツ
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