2016年3月29日火曜日

《千葉:坂戸神社の人身御供神事》②

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 『日本創世紀』:倭人の来歴と邪馬台国の時代小嶋秋彦
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 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 牛角と祝祭・その民族系譜:1100~1118頁

 第16章 ヘブライ人の日本定着とヘブライ(イブリ)の信仰

 《千葉:坂戸神社の人身御供神事》

  モリヤの地とはモリヤ山のことで、

 現在のエルサレムの"岩のドーム"が建っている所で、

 中には大きな岩が祀られている。

 ここは紀元7世紀にイスラム教の聖地となったために

 ドームが建てられているのである。

  卒土神社の鎮座する神納は、

 飽富神社の神納田の地などと

 解釈されているがそうではない。

 アブラハムがイサクを神に献げ(納め)ようとした

 そのことを表しているのである。

 「カンノウ」の原語はヘブライ語の

 KhHNH(khonoh) で「祭司職」を表わす。
 
 坂戸神社の鎮座している

 坂戸市場の「市場」は「シバ」で

 TsYVN(シオン)の転訛である。

 同語は一般にシオン(zion)として知られるが、

 「ツィヴゥン」がヘブライ語の発音に近く、

 「シバ」に近い。

 しかも、

 TsYVN (シヴォン)は

 「目印、標、印をつけること」であり、
 
 TsYVD (シウダ)は「供給物、必需品」から「商品」を表し、

 商いに係わる「市場」と漢語を用いたのは巧妙で、

 ヘブライ語を理解していた者が命名したとしか思えない。

 これらの用語は

 第3章 カルト人の進出「創世記 カインの本実」

 でも紹介し、

 人類が土地を離れて商人へとなっていく様子と、

 商人カインは

 スバル人を想定して作られる挿話であると解いた。

 ヘブライ語で「商人」を表わす用語に

 SVHR(svoher) があり、

 svar(スバル)とほとんど同音である。

 ユダヤ人は商人の性格が非常に強い。

 羊飼いは商人となる要因の体質を持っていると述べたのは

 第2章 メソポタミアと牡牛の「供犠の起源」であったが、

 ヘブライ人はその本質が羊飼いである。

  この袖ケ浦の地域は秦氏族が定着した所である。

 坂戸神社の西を流れる浮戸川名は「ハタ」であり、

 その西方の房総半島の山中君津市久留里の奥から

 流れてくる小櫃(おひつ)川は「コヒツ」で

 KPhSh (箱)を訓音及び字義から表記したものである。

 神納の南木更津の曽根は「子供、児」を表わす

 SVN(son)の音写で英語と表記は同じである。

 坂戸神社の人身御供神事は、

 子供の健全な成長を願って始められたものと推測され、

 いつの間にか

 大人がその犠牲の役目をするようになったのである。

 また牛袋、牛袋野名は「牛角」を表わす。

 「袋」は「脤(ふくら)」の転写で、

 弓のように「ふくれていること」または

 「ふくれているもの」を表し

 牛角を比喩するのに的確である。

 弓月君名も「ふくら」である

 kulag である。

  シオン TsYVN である「市場」はまた

 「千葉」の祖語である。

 千葉市中央区の中心部に

 市場町や亥鼻町名があることが傍証となる。

 双方が一帯であることが解る。

 「チバ」名は万葉集巻20に

 「知波」と表記されているのが初出で、

 日本後記の延暦24年(805年)に「千葉国造」が現れる。

 和名類聚抄には「下総国千葉郡千葉郷」とあり、

 訓を「知波」としている。

 戦国期になると千葉荘が生まれている。

 その荘内に「井花」が現われる。

 これは亥鼻山は猪鼻山、城も猪鼻城と呼ばれていた。

 その「亥」と「猪」のどちらが古かであるが、

 猪の方が古いとも考えられる。

 猪は「猪」で「チョ、シャ〔cha〕」と発音される。

 「猪鼻」は井花(いばな)の訓からすると

 「チョ(シャ)バナ」で、

 TsYVN(ツィヴゥン)と訓め「市場」と共通になり

 「チバ」なのである。

 亥鼻町の南にある葛城は

 「ガドの城」の意味を持つが、

 「城(しろ)」はヘブライ語の「宮殿、城砦」を意味する

 TsYRH(shiro) を原語とするもので、
 
 Ts(t) は「シ、チ」と訓めるのである。

  和名類聚抄の千葉郷は現在の市場町、亥鼻町の辺りで、

 都川を挟んだ地域に想定できる。

 その「都」は「ト」で TsYRH(城)に依るものだろう。

 猪鼻山はその都川沿いに亀岡町があるように

 亀山であったろう。

 亥鼻公園内に神明社が鎮座するが、

 ここに

 シオン TsYVN の信仰が始まった頃の祠と推測される。

 「神明」は「カンメイ」訓め、

 「モーセ五書」を意味する

  KhVMSh(khumesh)に通じるからである。

 都川の北方の院内は「インダイ」で、

 安来市の十神山(砥神嶋)をいう 

 AYNDZL(indzl)の転訛でモーセ五書である

 「律法」は信仰に結びつく、

 千葉神社の鎮座する通町公園の「通」は、

 その TORH が祖語である。

 静岡県藤枝市の大津谷川の上流に千葉山がある。

 そこには智満寺がある。

 「智満(ちまん)」は TsYVN の転訛で、

 「千葉」も同根であることをうかがわせている。

 《参考》
 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
 (アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている) 
 牛頭を象った神社建築の棟飾部
 本生図と踊子像のある石柱

 Tell Arpachiyah (Iraq)    
 ハラフ期の土器について
 ハブール川
 ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿
 牛頭を象った神社建築の棟飾部
 神社のルーツ
 鳥居のルーツ

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