2016年3月10日木曜日

《浅草と目黒》②

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 『日本創世紀』:倭人の来歴と邪馬台国の時代小嶋秋彦
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 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 牛角と祝祭・その民族系譜:1087~1097頁

 第16章 ヘブライ人の日本定着とヘブライ(イブリ)の信仰

 《浅草と目黒》

  ヤハウェ神が水の神であることは最早明らかである。

 申命記第6章は上記の引用に続いて、

 神への愛と奉仕を行えば、約束の地(カナン)に

 「美しい町々」

 「諸々の良い物を満たした家」

 「あなたが掘ったものでない井戸」

 「ぶどう畑とオリーブ畑」を

 得させると言う。 

 6:10 

  あなたの神、

  主が先祖アブラハム、イサク、ヤコブに対して、

  あなたに与えると誓われた土地にあなたを導き入れ、

  あなたが自ら建てたのではない、

  大きな美しい町々、
 
 6:11 

  自ら満たしたのではない、あらゆる財産で満ちた家、

  自ら掘ったのではない貯水池、

  自ら植えたのではないぶどう畑とオリーブ畑を得、

  食べて満足するとき、

 申命記第8章6~9はまた言う。

  あなたの神、主の戒めを守り、その道に歩んで、

  彼を恐れなければならない。

  それはあなたの神、

  主があなたに良い地に導き入れるからであるい。

  そこは谷にも山にも湧き出る水が流れ、

  泉、及び淵のある地、

  小麦、大麦、ぶどう、いちじく及びざくろのある地、

  油のオリーブの木、及び蜜のある地、

  あなたが食べる食物に欠けることなく、

  なんの乏しいこともない地であると言う。

 8:6 

  あなたの神、主の命令をを守り、

  主の道を歩み、彼を畏れなさい。

 8:7 

  あなたの神、

  主はあなたを良い土地に導き入れようとしておられる。

  それは、平野にも山にも川が流れ、泉が湧き、

  地下水が溢れる土地、

 8:8 

  小麦、大麦、ぶどう、いちじく、ざくろが実る土地、

  オリーブの木と蜜のある土地である。

 8:9 

  不自由なくパンを食べることができ、

  何一つ欠けることのない土地であり、石は鉄を含み、

  山からは銅が採れる土地である。

 この井戸、水の流れ、泉及び淵となっているのが

 上野と不忍池である。


 「上野」は「泉」を表わす IYN(iāyin) の転訛である。

 上野公園の忍思池近くに清水観音堂、

 東上野に井上神社が鎮座することはその傍証である。

 浅草周辺がシナイ山とヤハウェ神信仰に係わった

 状況がこのようにみられる。

 よって、河名などにある隅田、また

 墨田区名の「スミダ」は『出エジプト記』の別称である。

 ShMVT(shemot) の音写とみて間違いないであろう。

  目黒区と品川区にまたがり洗足、千束の地名がある。

 これらは台東区浅草の北隣り千束と祖語が同じと考える。

 さらに浅草寺名が「センソウ」と言うことに係わる。

 「センソウ」はヘブライ語の ShMSh(shemsh) の転訛である。

 その意味は「奉仕する、仕える」で名詞形は

 ShMVSh(shmush)「奉仕、世話、利用」となる。

 この内容は、

 神の僕の神への奉仕で前記の

 『申命記』が述べるところである。

 また浅草神社名である「アサクサ」は「清浄な火」を表わす。

 「アサ」は ASh(aeshi) で「火、炎」の字義である。

 「クサ」は KShR(kosher)で「清浄な」の字義であり、

 シナイ山においてモーセに顕れた柴の燃えない炎に由来し、

 「アサクサ」は

 「柴の燃えない神の火」を言ったものであろう。

 ただし、その火も敵に向かう時には恐ろしい火となる。

 『申命記』第9章3においてイスラエルの民がヨルダン河を

 渡るに際し、

 9:3 

  しかし、今日、あなたの神、主は焼き尽くす火となり、

  あなたに先立って渡り、

  彼らを滅ぼしてあなたの前に屈服させられることを知り、

  主が言われたとおり、彼らを追い払い、

  速やかに滅ぼしなさい。

 と言う。

 三社祭りがヨルダン河渡行に係わる祭儀であろうと

 前述したことにも係わる。

  上野山はかって「忍岡」と呼ばれていた。

 これは「火の山」でシナイ山を言ったものである。

 「忍」は埼玉県行田市忍にみられたように

 「アシ」が「オシ」になったものであり、

 行田市忍の場合は第11の「埼玉・鹿島:剣持の国」で

 解いたようにサンスクリット語の「剣」を表わす

 asi の転訛であるのに対し、

 上野山の「忍」はヘブライ語の ASh の転訛である。

  浅草神社はその神火を祀ったのである。

 同社は以前に三社大権現、三社明神と呼ばれていた。

 「三社」は「サンジャ」で、

 これも ShMSh(奉仕) の音写と考えられる。

 「千束」は「センソク」が音訓だが、

 これは ShMSh とよく似た「三社」の「三」の

  ShRShH(shelsheの男性形)の

 転訛したものだろう(女性形ShLSh)。

 "H"が"K"に変換される事情は「唯一神」と和訳されている

 「神」の複数形 ALHYM(aelokiym) となって

 適用されている事例からも是認される。

  渋谷区の東南に恵比寿地区がある。

 この地名がビールの銘柄に依って付けられた

 町名であることは知られているが、

 その銘柄名がこの地にあった恵比寿(戎)信仰に因んで

 付けられたことは余り知られていない。

 「エビス」は

 前述の「蘇民将来とえびす」で説いたように過越祭に係わり、

 兵庫県西宮市の西宮えびす神社が代表的神社である。

 その祖語は同祭をいう 

 HG-HPSH(hg-hipusah) のHPSHを音写したものである。

 恵比寿域内に加計塚という字名がある。

 「加計」が

 ここにある古墳「穴居塚」に依るという説もあるが、

 「カケ」 HG の転訛とみられ、加計-恵比寿が

 HG-HPSH(hg-hipsah) の HPSH を音写したものである。

 加計-恵比寿が HG-HPSH となる。

 また恵比寿西に字名長谷戸があるが、

 これは「ハセベ」で同じく過越祭を意味する

 PSFh(peysafh) に依るもので同地区に鎮座する

 恵比寿神社はヤハウェ信仰の神殿であった。

 同社が現在名の恵比寿神社となったのは

 昭和34年(1959年)からである。

 それまでは天津神社と称し、

 その由来によると

 日本武尊が東国平定の折に祭祀したというから

 かなりの古社である。

 その祭神は国常立神、また豊雲野神であるが、

 この二神名はヤハウェ神と極めて深い縁りがある。

 後述の国常立神、「ヤハウェ神」などに詳しい。

 その背景を理解すれば
 
 ここで「過越祭」に係わる祭りが行われていても

 不思議はない。

 恵比寿地区の北側に広尾がある。

 この地名はかって「樋籠」と表記されていた。

 この音訓は「トウロウ」で TVRH(torh) の音写である。

 恵比寿の南隣に目黒区三田がある。

 和名類聚抄の荏原郡御田郷に比定されている。

 訓は双方とも、「ミタ」で

 これは「贈与、贈り物」を意味する
 
  MTN(matan) の音写である。

 MTN-TVRH(三田-樋籠) は

 シナイ山での「律法の授与」を意味する。

 下目黒に鎮座する大鳥神社も本来「トリ」で

  TVRH の「律法」神社であったとみられる。

 同社の由緒に依ると

 「景行天皇御代(西暦71年~130年)当初に国常立命を

  祀った社がありました」と述べ

 天津神社(恵比寿神社)と同じ祭神を奉祭していたとする。
 
 「大鳥」は前節で説明したように

 鷲宮神社係わる神事であるが、

 この大鳥神社が鷲宮神社と関係があったかは明らかでない。

 しかし、

 草創の頃ヤハウェ神と信仰がと縁りがあったことは明白で

 同様な信仰が別個に興っても不思議ではない。

 同社においても酉の市が開かれ、

 熊手が神の依代(よりしろ)として奉られていることは

 信仰の同質性をしましたいる。

 また同社には「八つ頭(芋)」を神前に

 幣帛の代わりに奉げる酉の日の神事がある。
 
 「八つ頭」は「八頭」で「ハチカミ」、

 「ハッカミ」で結局「智恵者」Ich(H)IchMを背景にしている。

  目黒域内にある湯面(ゆづら)は久喜市の江面と同様

 「十」を表わし、「律法」に当たる。

  「目黒」の地域は大鳥神社を中心に広がっています。

 この「メグロ」もヤハウェ信仰に係わる名称で

 「巻物」を表わす。

 MGLH(megilah) が祖語で、羊皮紙や紙で作られた巻物を言う。

 品川区の小山名は「コ」が KVL(kol) の音写で

 「声」を表し神の声をいい、小山はシナイ山を指す。

 正に「律法の授与」に係わり、浅草の「言問」にも対応する。

  墨田区向島に三囲(みめぐり)神社が鎮座している。

 「囲」は「目黒」の祖語と同じヘブライ語

 MGLH(megilah、巻物)の音写である。

 「三」は「戒律(律法)の巻物」となる。

 同社の古名は三匝稲荷神社という。

 「匝」も「メグリ」で字体は「巾」の俗字である。
 
 この神社名にはイスラエルと稲荷信仰が
 
 併称されていることになっているが、

 二社が合祀されたわけではない。

 これには「クラ」が重要な役目を果たしており、

 二つの信仰が集合されているのである。

 つまり稲荷神社の祭神は宇迦御魂神で

 「倉稲魂」とも表記され、この「倉」はサンスクリット語の

 「飯」を意味する kūra の音写である。

 この事情は本書の第11章の

 「稲荷:黄金山信仰」で詳説した。

 一方ユダヤ教にも「声」の字義にして

 「十戒」の授与に係わり「神の声」を意味する

 KVL(kol)、KVLVT(kulot) がある。

 この地においては本来「神の声」であった「クラ」が

 稲荷信仰の「クラ」に転換されたもので、

 その実情を明示しているのである。

 KVLVT が桶川市の「倉田」となっていることは既に述べた。

 江戸時代三匝稲荷神社と呼ばれる前、

 その祠は田中稲荷と言った。

 「田中」は『旧約聖書』を表わす

  TNH の音写とみられるので

 集合が起きたのは江戸時代である。

 浅草寺雷門の南方隅田川沿いに駒形の地名がある。

 この地名はかって浅草寺の惣門の辺りにあった

 駒形堂の名に依るとされている。

 その御堂は神奈川県箱根山より

 その神霊を勧請したものと伝えられ、駒堂とも呼ばれた。

 箱根山とは駒ケ岳を言うが、

 この「駒」については

 後述の「伊豆山と浜名」で見解を述べる。

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