2015年11月9日月曜日

秦王国播磨①


 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 牛角と祝祭・その民族系譜:990~992頁

 《秦王国播磨》

  明石市の播磨灘に沿った藤江はかって葛江と表記されたが、

 これは Gade で「ガドの人」を表わす用語の音写である。
 
 京都府と同じ葛野名は氷上町にもあり、

 和名類聚抄に「葛野郷」とある。

 訓を「加止乃」としている。

 同町は加和良神社が鎮座するところである。
 
 この地域の絹産業について新宮町の芝田(こげた)の「コゲ」が

 ヘブライ語の「玉」を表わす KVGL によると紹介したが、
  
 相生市の小河も同様で、寺田は ZYYD(絹) である。

 姫路市の市名は風土記に

 「蠶子(ひめこ)落ちし處は、即ち日女道(ひめじ)丘と號く」と

 あることから、

 養蚕の行われたことによるものであった。

 織居神社(北平野町)はそれを表わすが、

 特に白国神社に触れておきたい。

 「延喜式」神名帳の飾磨郡に

 訓を「シラクニ」として記載されている。

 現在も市内の白国に鎮座する。

 かって新羅訓神社とも表記されたが、

 この社名は「白」がサンスクリット語の sila(石)か

 ヘブライ語のSLI(selai:岩)で、どちらも繭の名称とみられる。

 もう一歩深く検討すると、これは「マユ(繭)国」なのである。

 ヘブライ語の「白い」を意味する用語が VVYYS(vayis)であるが、

 発音がよく似た用語に VVYI(vie)があり、

 その意味が「眉:まゆ」である。

 つまり、 vie (ヴァユ)が「マユ」に変化したのであり、

 vayis が「マユ」になったと言えるのである。

 日本語の顔にある眉(まゆ)も繭(まゆ)も

 ヘブライ語が祖語であることが判明する。

 そして「白国」が「繭の国」であることになるのである。

 VVYYS は後に述べるが「ウベヤ」「ウマヤ」にも転訛されている。

 《参考》

 ARPACHIYAH 1976

 高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
 (アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている) 
  
 牛頭を象った神社建築の棟飾部

 本生図と踊子像のある石柱

 Tell Arpachiyah (Iraq)
 Tell Arpachiyah (Iraq)    
 ハラフ期の土器について
 ハブール川
 ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿
 牛頭を象った神社建築の棟飾部
 神社のルーツ
 鳥居のルーツ

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