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《考古学&古代史の諸問題》
《参考:年表・資料》
※Matのジオログ
さいたま朝日WEB
『日本創世紀』:倭人の来歴と邪馬台国の時代小嶋秋彦
セブンネット
創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―
著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
執筆時期:1999~2000年
牛角と祝祭・その民族系譜:866・867頁
第十三章 「倭人伝」
狗奴国⑦
ヤーダヴァ族である登美族の信仰に係わる
考古学的資料を指摘しておく。
4世紀末期の造成とされる櫛山古墳(天理市柳本町)は
崇神天皇陵(行燈山古墳)の陪塚で、
双方中円墳で祭祀が行われた跡を残している。
この古墳の構造で後方部の表面に
赤い砂層が敷き詰められている様子は
赤御幣と同じく赤に対するこだわりの表れである。
砂も大神神社の「清めの砂」に関連していそうある。
その発掘された遺留品がの中に
石製の「腕輪」と判断されているものがある。
その面には放射状に波打つ装飾が見られる。
これは腕輪ではなく円盤である。
同古墳の周濠から江戸時代に出土したと
伝えられる銅板にも円盤状の紋様が施されており、
その主旨を同じくするものと考えられる。
大神神社の山ノ神祭祀遺跡の遺物の中にも
「双孔円板」が数百枚含まれていた。
この円板も円盤とすることができるだろう。
その数の多さは目立っている。
円盤はインドの神、
ヴィシュヌ神の武器として知られている。
ヤーダヴァ族のクリシュナは大叙事詩
マハーバーラタ
(サンスクリット語: महाभारतम् Mahābhārata)に
おいてヴィシュヌ神の権化とされ、
後のヒンズゥ教の聖典プラーナにおいては
その性格が一層強くなり、
ヤーダヴァ族にヴィシュヌ神との関係がみられる。
同神はすでにリグ・ヴェーダ
「(ऋग्वेद Rigveda)は、古代インドの聖典であるヴェーダの1つ。
サンスクリットの古形にあたるヴェーダ語
(英語: Vedic Sanskrit)で書かれている。
全10 巻で、1028篇の讃歌(うち11篇は補遺)からなる。」
にその神名がみられ、インドラ神のよき協力者である。
その讃歌にはインドラ神が牡牛として現れるのに対し、
牡牛を神獣とする。
その同名は太陽の光輝を神格化したもので、
クリシュナの別称がヴァースデ・ヴァ vāsudeva で
その父がヴァースデーヴァ vāsudeva の子という意味を持つが、
そのvāsが「夜が白んで明るくなる」「夜明けに輝く」の字義を
持っていて、
ヴィシュヌ
(英: Vishnu, Viṣṇu, デーヴァナーガリー:विष्णु)は、
ヒンドゥー教の神である。
仏教名は「毘紐天」、「韋紐天」、あるいは「那羅延天」。
音写語としては「微瑟紐」、「 毘瑟怒」などもある。
はそれに係わる。
そしてそれは、
天照大神の祖像と説いたウシャス神名にも係わり、
大神神社に関連する。
さらにインドラ神の協力者であることもその係わりの強さを示す。
円盤は太陽光の放射を表徴させたものであると考えられる。
櫛山古墳まどから出土した円盤は
ヤーダヴァ族(登美族など)の系譜の遺品で
あることに相違あるまい。
この「円板」はいわゆる「御諸」を表わしているのかもしれない。
インドラ神は雷神で積雲 mih(migh)-māla の神であり、
それは同神の首輪(花輪)である。
御諸が「環」であることは前章で述べた。
そうすると円盤が大物主神の象徴であると理解される。
ただし「双孔」であることに疑念は残る。
そこで別の面から解釈を述べておきたい。
《参考》
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
(アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている)
牛頭を象った神社建築の棟飾部
本生図と踊子像のある石柱
Tell Arpachiyah (Iraq)
ハラフ期の土器について
ハブール川
ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿
牛頭を象った神社建築の棟飾部
神社のルーツ
鳥居のルーツ
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