ブログのタイトル「大学院講義歴史(創世紀)」は、 日本は平成から西暦2019年に元号が令和に御代代わりしました。 また20世紀も20年前に終わりました。 21世紀は日本にとっても私にとっても「黄金の世紀」です。 「黄金の世紀」に向ってそれぞれが邁進しましょう。 第二次世界大戦(日本にとっては大東亜戦争)が終了して75年目を迎えました。 更に2018年は明治維新からは150年になります。 この間の19世紀20世紀の日本の諸外国との政治外交の歴史は 事により未だ不透明な霧に覆われたままであります。 現在、日・中・韓で歴史認識が問題になっていますが それぞれの当時国が真実の歴史は何であるかの認識にたって 真剣に物事を考え、発言しないと言うだけでは問題の解決にはならない。 令和2年4月吉日
2013年6月20日木曜日
牛祝祭(6)
創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―
著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
執筆時期:1999~2000年
牛角と祝祭・その民族系譜:26頁
第一章 「牛祝祭」 (6)
一例は桧製で、「桙「」というに」ふさわしい。
三叉形に彫出し黒漆で塗布された桙形先端のみ
長さ39.3センチメートルのものである。
第二の楽桙は、穂先が脇鈷一本だけの二又形状、
鉄製で「桙」というべきである。
径2.2センチの樫木の柄に金銅製金具を嵌め、
目釘に壺金具を通して表裏に四弁花文の座金を装飾した
全長105.3センチメートルの矛である。
ところで小原一夫「南島入墨考」によると、
八重山諸島の入墨文様のうちに「竹葉」と呼ばれるものがある。
矢ともいうが、形状は三叉形である。
つまり竹葉は三叉矛を表す。
古語拾遺に「鐸をつけた矛」、
つまり鈴をつけた矛という用語が出てくるが、
これを実物説明するものが、
先に触れた長野県辰野町に鎮座する矢彦神社に伝えられるている。
《Key Word》
黒漆
楽桙
脇鈷
四弁花文
小原一夫
南島入墨考
八重山諸島
入墨文様
竹葉
三叉矛
古語拾遺
矢彦神社
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