2013年9月6日金曜日

カルト(スバル)人の地中海進出(3)カナアン(カナン)-2


 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 牛角と祝祭・その民族系譜:190頁

 第三章 カルト(スバル)人の地中海進出(3)カナアン(カナン)-2

  カナンの沿岸地帯には交易都市が続々育っていくこととなる。

 現代の都市名ベイルートは

 シュメル語において「輝く」の意味から金属に敷衍(ふえん)されて

 使われる bar から派生した Berybos が古代の都市名であった。

 シュメル語の鍛冶工 de の同類語 Dor 名の都市がカルメール山の南にあった。

 この dor を基礎としたと思われる都市が Zor で、別称 Tyrus である。

 この都市名には、

 ドイツ語で Zinn 、英語で tin となる錫のおもかげが隠されている。

 都市名ゲバル Gebal は

 シュメル語の青銅を表す zabar ないし kabar の同類語による。

 このように金属特に青銅と関係した地名が多い。

 その背景には同地域に銅産地をかかえていたことによるだろう。

 レバノン山脈で銅が産出したばかりでなく、

 至近のキプロスから多量に入手できたのである。




                    ARPACHIYAH 1976

 『参考』
 
 Tell Arpachiyah (Iraq).

 まんどぅーかネット

 シュメル絵文字 

  シュメル語・日本語

 《Key Word》

 ベイルート

 レバノン山脈

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