2011年2月5日土曜日

方言化の原則と文化が証言する支配勢力の巨大さ

『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録15:27頁

以上でよくわかったことは、

同じ一族が

アミ族、

沖縄人、

日本人、

アイヌ族と

分かれているだけであって、

アイヌ族も決して異民族ではないという動かない事実である。

彼らは不幸、

大化大戦に敗れて、

東北方へ大移住を余儀なくされたが、

もともと

台湾から

沖縄、

九州、

朝鮮半島、

四国、

中国地方、

近畿と

大移動してきた人たちだったからである。

では何故?各地の彼らは同じ言葉を話さず、

別々の言葉を使っているのであろうか?。

この疑問は、

正しい言語学を知らない人の考えなのである。

人の集団が大きい場合は、

その人たちの言語は内部的変化はしても、

原型を永く止どめている。

ところが移住者が少ないと、

移住先での交易交際には、

どうしても多数派の原住民の言葉を覚えて使う以外、

生きて行く方法がない。

だから次の世代になると完全に原住民語を話すようになり、

子孫は先祖の言語を忘れる。

だから移住者は前から住んでいた人々の言語に変わってしまう。

これが「方言化の原則」なのである。

アミ語もアイヌ語も皆、

そこに先にいた原住民の言語なのである。

するともう1つ大きな問題が片付く。

ギリシャ文化が日本文化中に占める量の巨大さは、

日本列島にやってきた

その人々の数の巨大さと、集中と、権力の把握を立証している。

少数派の先住民は、

その天皇家中心の集団と混血して、

吸収されてしまったのである。

『参考』

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小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書
『メソポタミア世界』
シュメル-人類最古の文明
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歴史学講座『創世』
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