創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―
著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
執筆時期:1999~2000年
牛角と祝祭・その民族系譜:80頁
第二章 エリドゥ (2)
エリドゥの地は何もない処女地であり、
ここに初めて王権を保持した人々がやってきて
家々を建て集落を形成し都市を築いたというのである。
先に述べたとおり、
エリドゥは本来シュメル語ではない。
「降臨の地」という解釈もできよう。
「リドゥの神殿」とも解釈できる。
「エ É 」がシュメル語で多用される家ないし神殿を、
日本語でいうところの「イエ」で、
リドゥ ridu をリタ rta と解釈できる。
紀元前二千前紀に北メソポタミアで活躍し、
専門家によってはスバル人の別名として扱われている
フルリ人が信奉する神名の一つである。
『参考』
まんどぅーかネット
《Key Word》
フルリ人
フルリ人
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